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1名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

店の前の空き地が焼けた。

 煙草の火が種火らしい。

 クローバーが沢山育っていたのを覚えて 
 いる。
 焼き跡には四つ葉のクローバーだけが無傷
 で佇んでいた。
 気味の悪いことは続くもので、今日も今日とて変な客が来た。
 その前髪の長いお客さんは、文庫本の中に紛らわせて題名のない本を置いていった。

「この本、なんです?」
 私の質問には、一切応えるつもりがないのか
「処分するなら、そちらにお任せします」

 そう言って店を去っていった。
 狭い路地の一角で古本屋を細細とやっていると、人目を避けたい本があつまることがある。
 題名も中身も真っ白の本。
 捨てるには物珍しい一品で、カウンターの隅にしばらく置いておくことにした。

「四つ葉のクローバーでも挟んでみるかね」 

 次の日、写真屋の兄ちゃんが店に来た。

「先週の町内会の集合写真焼けましたよ」
「わざわざ悪いね」
「そういや、ここらでしつこいセールスマンが出てるらしいで。ほれ、これが名刺」

 誇張を着飾った兄ちゃんは、お得意の営業スマイルに腰を曲げ、不自然にお尻を突出す。
「貰っておくよ。私も歳だから気をつけるとする」
 心にも無いことを此方もお得意の営業スマイルで返す。
 二人してニヤニヤと笑いながら、私はカウンターの本を開いて、写真と名刺を挟もうとした。
 
「クローバー?」
「前の持ち主だな」

 無益に続く白紙のページ。丁度真ん中に当たるページに、"三つ葉"のクローバーが挟まっていた。
 写真を挟むことは遠慮した。
 名刺だけを挟んだ。
 あれからあの本は倉庫の奥にしまっている。
 セールスマンが焼身自殺をしたと聞いたあの夜から、体を巡る興奮と後悔が離れない。

 今も捨てられずにいる。




3名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

ペットボトル

グシャっといって潰れる。
そう言ってAさんはペットボトルを嫌う。


「目がね、合ったんです」

 伏し目がちに、窓の方を向く。
 
「飛び降りる人って、どうしても顔がビルの方を向くじゃないですか。運が悪かったんですかね。顔が見えましてね」

 ピキッとペットボトルの軋む音がしたと言う。

「その人が地面に打ちつけられた丁度でしたね。机の上のペットボトルが潰れたんです」

「グシャって」

 無理やり握り潰したようだったらしい。

「あれ以来、近くで不幸があるとペットボトルが潰れるんです」


 そう言って、Aさんは水筒に入ったお茶を飲んだ。




5名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

うしろ

雨の日は必ずビルの上を見る癖があるという。
「大した話じゃないんですよ」
 そう言ってEさんは話をしてくれた。

「ビルの窓から顔を出すとね、地面に吸い込まれると云うか……」

 伏せ目がちに話を続ける。

「人間なんて所詮小心なもんで、ちょっと高い場所に行くとすぐ地面が恋しくなる」

「でもね、あの人はそうじゃなかった……」

 Eさんは確かに震えていた。

「窓から上半身を乗り出すでしょ? そうすると窓の上半分が空を映すんですよ」

「誰かが逆さに落ちてきたんです。その肩と首のあたりに、覗き込んでいた人の頭があたってね」

 連れて行かれるように二人共おちていったという。

「死体は一つだけでしたよ。ええ」

 未だにEさんは上から落ちてきたあの人が誰かを探している。




6名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

もっと短いやつにするわ




7名無しさん@おーぷん ID: ID:hwg

福澤徹三あたり好きそう




8名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

大分県K市の水道局は、警察に連絡した方が良いのか判断に困っていた。
整備が必要な水道管や送水管などを、誰かが勝手に清掃・修繕しているのである。
市の予算が浮くので喜ばしい事なのだが、気味が悪いことには違いない。
なにしろ管径の大小を問わず「誰かが中に潜って作業をした」痕跡があるからだ。




9名無しさん@おーぷん ID: ID:Vww

だんだんフォークロアみたいになってきたな




10名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

三重県F市にある山には、親切な『誰か』が住んでいるらしい。
猟や山菜採りから戻る時に、赤いリボンを木々に結んで帰り道を示してくれるからだ。
この現象は20年ほど前からで、類似する伝承や事件はそれ以前には確認されていない。
ちなみにこのリボンを持ち帰っても、いつの間にか無くなってしまっているという。




11名無しさん@おーぷん ID: ID:yJo

くねくねしてるの見てたらワイも踊りたくなって草




12名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

アポロ計画の写真や映像は宣伝性を考慮し、選りすぐりの「名場面」がマスコミ等に公開されている。
ピンボケ、構図が悪い等で公開に適さないものはNASAのアーカイブに保管され、手間はかかるが一般人でも閲覧可能である。
だが、「見られたくないもの」が写っている写真だけは、一般人からアクセス不能にされ、隠蔽されている。
それは、痒い股間を宇宙服の上から掻こうともがく、あまりにもみっともない飛行士の姿だという。




13名無しさん@おーぷん ID: ID:YON

>>12




16名無しさん@おーぷん ID: ID:mjK

>>12
仕方ないね

ペットボトルがよくわからんかったな




14名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

和歌山県の淡嶋神社は「人形供養の神社」としても有名である。
故人の遺品など、全国から様々な曰く因縁を持った人形が送られ祀られているのだ。
神社側によれば「お人形が人に祟ることはありません。そんなのは作り話」だとか。
だが送られてくる荷物の中にはたまに人形箱だけで中身が空のものがあり、その時ばかりは彼らも背筋がゾッとするという。




15名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

「夜目遠目傘の内」ということわざがある。
女性が美しく見える条件を言ったものであるが、
この三条件がそろっていた場合、むやみに近づいてはならない。
これは人ならざるものの存在に警鐘を鳴らしたことわざでもあるからだ。




17名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

各地の油田には、必ず浄霊能力を持つ霊能者が常駐している。
油田発掘を始めた頃、獣の唸り声がするなどの怪現象が相次ぎ、
原因不明の事故が頻発したからである。
我々は、今日も古代生物の亡骸のなれの果てを掘り返している。




19名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

52名の乗員・乗客を乗せた飛行機が山中に墜落した。
現場は遺体と機体の残骸が絡まりあい、地獄のような光景だった。
回収したボイスレコーダーの音声を再生したところ、機長とクルーの談笑が録音されていた。
墜落の衝撃音を挟んで、会話はその後2時間続いて、突然途切れたという。




20名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

英国のドミニク・スタイナー氏はドッペルゲンガーに悩まされていた。
錯乱状態の氏だったが、ある日胸を一突きにされているのが見つかった。
彼が死の直前、友人に言い残したのは「偽者を殺してくる」。
遺体で見つかったのは、本当にスタイナー氏だったのだろうか。




21名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

マンモスは理論上、現代の技術で復元可能である。
米国の科学番組のプロデューサーが収録の後、
なぜ復元しないのかと専門家に尋ねると、このような答えが返された。
「それは君、あれはあまり旨くなかったからだよ」




22名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

駅のホームで、女性がぐずりだした赤ん坊をあやしていた。
女性が手を焼いているのを見かねた紳士が、
ハンカチでネズミを作って見せると、赤ん坊はピタリと泣き止んだ。
役目を果たしたハンカチネズミは紳士の手から飛び出し、走り去った。




23名無しさん@おーぷん ID: ID:7nA

すこや




29名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

>>23
楽しんでもらえてるなら幸いや




24名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

ノースダコタ州に射撃の腕前は百発百中を豪語する警官がいた。
彼はあるとき、酔った勢いで仲間とロシアンルーレットを始めた。
六発入りのリボルバーに一発だけ弾を込め、一番に引き金を引いたが、
ものの見事に自分の頭を撃ち抜いた。




26名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

ピザ屋に勤めるサム・ルースは、店内に出没するネズミに手を焼いていた。
ある時一斉駆除を思い立ち、店内各所にネズミ捕りを設置した。
古典的なタイプのネズミ捕りは確実に仕事をこなしていったが、
幾つかのネズミ捕りは、なぜか丸まったハンカチを捕まえていた。




27名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

「百匹目の猿」という有名な逸話がある。とある無人島に集団で住む数千匹の猿のうち、1匹の猿が芋を海水で洗って食うと美味いことに気づき、周囲の猿たちが真似をし始めある一定数を超えた時、離れて住んでいる他の猿たちも一斉に「芋洗い」を始めるという現象である。
ただしこれは発見者のライアル・ワトソン自身が後に「進化の寓話としての作り話」と告白している。
だが別の学者が同じ島を再調査したとき、猿たちに芋洗いを「教育」する奇妙な生物を目撃した。
身長1mほど、真っ白な肌に体毛の全くない、人とも猿ともつかぬ生物であったという。




73名無しさん@おーぷん ID: ID:YpW

>>27
ライアルワトソンは実在してただけに後半がちょっも




28名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

昭和29年、日本初の特撮怪獣映画「ゴジラ」で一世を風靡した円谷英二特技監督。だが最初に円谷氏が会社に提出したプロットは「巨大な蛸の怪物が漁船を襲う」というもので、これは彼が悪夢で見た光景が元になっていたという。
その後怪獣ブームのさなか、円谷氏はラヴクラフト原作「クゥトゥルーの呼び声」の映画化を度々提案したが、プロデューサーの田中友幸は頑として認めなかった。
「世の中にはシャシン(映画)にしていい話とそうでないのがあるんだよ」というのがその理由であったという。
田中氏はいったい何を怖れていたのだろうか?




52名無しさん@おーぷん ID: ID:61J

>>28
実際は映像映えせんからって意味なんやろな




30名無しさん@おーぷん ID: ID:RuK

面白いな
出典どこや?




31名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

>>30
いろんなフォークロアのサイトで集めたやつや
中にはワイが昔につくった作り話もある




32名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

パンダは大熊猫とも表記され、元来肉食動物である。
笹だけを食べ続けると栄養失調になるはずだが、彼らは元気に生存し続けている。
どうやら野生のパンダは笹と共に、何らかの動物性タンパク質を摂取しているらしい。
現地には、笹の中に住む小人の伝説が残されている。




33名無しさん@おーぷん ID: ID:RFO

おもろい




36名無しさん@おーぷん ID: ID:2ke

>>1の話がようわからんわ




38名無しさん@おーぷん ID: ID:Vww

>>36
カウントダウン




42名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

>>36
ジョジョ脳的に解釈したら相手の一部を挟んだら燃やすことができる能力とか




37名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

大阪府泉州地区のとある港は地元の不良少年により落書きが絶えない
その中でトンネルの下に描かれる水色の扉の落書きは雨の日にだけ
「開いている」らしい
晴れた日に中から出してと嘆くような声との関係は分かっていない




39名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

岐阜県の山中で、縄文時代の遺跡が発掘された。
当時の食糧事情などが克明に知ることが出来る貴重な発見であったが、
貝塚には大量のセミクジラの骨が含まれていた。
山奥の村落までどうやってクジラを運んだのか、研究者は首を傾げている。




40名無しさん@おーぷん ID: ID:mjK

本に挟んだものが燃えるんやろ




41名無しさん@おーぷん ID: ID:2ke

>>40
なるほどなぁ




44名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

カラスやトビはハトを滅多に襲わない。
他の食料が豊富だから襲わないわけではない。
極々まれに公園の片隅で圧死したカラスの死体が見つかることがある。
そう、ハトは大勢であるがゆえに・・・・・・。




45名無しさん@おーぷん ID: ID:Vww

事件に関する重要な記録をここに公開する。
ICレコーダーによる記録である。
吹き込まれた声は基本的に可美村(かみむら)緋那(ひな)のものだけである。
彼女は警視庁の刑事であると共に、
IZUMO社航空機墜落事故の唯一の生存者である可美村貴代(たかよ)ちゃん(事故当時十三歳)の叔母でもある。
貴代ちゃんは事故の怪我によって、長らく植物人間状態と見なされていたが、
先日、意識をはっきりと回復していることが確認された。会話が出来るほどには回復していないため、
奥歯に電極を取り付け、歯を噛み合わせると電子音が鳴る仕組みでコミュニケーションを可能にした。

イエスの場合は二回、ノーの場合は一回、歯を噛み合わせてもらった。
貴代ちゃんの精神安定のため、部屋には緋那さんと貴代ちゃんの二人だけである。
カメラなども設置していない。

以下が記録である。





48名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

>>45
これ怖くてだいすき




46名無しさん@おーぷん ID: ID:Vww

「他の乗客の人たちは普通でしたか?」
二回。
「飛んでいる最中に何かが起こったのですね」
四回、間断なく。
「それはYESということ?」
三回。
「つらい? この話、やめましょうか?」
しばし後、一回。
「続けられる?」
二回。
「じゃあ、もう少し頑張ってくださいね」
二回。
「事故の前、飛行機は揺れましたか?」
二回。
「恐かった?」
やや後、一回。
「その時には、もう落ちると思いましたか?」
一回。
「大したことはないと思ったんですね」
二回。
「窓は」
二回。
「それは窓を壊して入ってきたということ?」
二回。
「その何かは、乗客に酷いことをしたのですか?」
二回。
「貴代ちゃんの傷も、その何かのせい?」
何度も。


「傷口から唾液が」
何度も。
「牙が生えてた?」
何度も。
「ぬめぬめしてた?」
何度も。
「目が真っ黒で、葡萄みたいに小さくて、びっしりと」
何度も。
「子供みたいに小さい」
何度も。




47名無しさん@おーぷん ID: ID:Vww


「手が、ううん、足? たくさん生えてて、這い回るみたいに」
何度も。
「変な声で、何かを擦ったみたいな声で」
何度も。
「すごく小さな穴や隙間から、ずりずりって出てきて」
何度も。
「身体に張り付いてきて」
何度も。
「登ってきて」
何度も。
「噛みついて」
電子音は以降、一切鳴らなくなる。
「食べられ」 「痛い」 「助けて」
以上が記録された二人のやり取りである。
後半、何かをこするような音や、ピタピタと吸盤の張り付くような音、
引きずるような音などが入り乱れたが、詳細は不明である。
可美村緋那の声が後半で震えていたことと何らかの関係があるのかも不明。
この記録は桜美赤十字病院女性二名惨殺事件の重要参考物件として
県警に保管されている。
この事件の真相は未だ謎に包まれたままである




49名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

東京の地下には大規模なシェルターがあるという都市伝説がある。
これは過去に遡って言えば事実である。
現在、シェルターはそこをうろつく何者かのために放棄され、
出入り口もコンクリートで完全に封鎖されている。




50名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

1976年、大阪府のとある病院の個室で患者の青年が窒息死しているのが発見された。
死亡当時個室は密室であったこと、首についた手形や、その手形の指紋が本人のものであることから、
警察は自殺と断定し、捜査を打ち切ったが、遺族や担当医、ナースは納得いかない点があるという。
彼は前日事故に会い、片腕をなくしていたのだが、首に残る手形は明らかに両手で締めていたのだ。




51名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

2005年、ゴビ砂漠で1つの死体が見つかった。
まだ死んでから数時間といった風体で、砂漠越えをするとは思えない軽装だったという。
死体が持っていた日記は1810年4月から始まり、1822年1月の「明日には、」という記述で止まっていた。
それに輪をかけて奇妙だったのは、死体の胃にはまだ辛うじて生きているアジが入っていたことだという。




53名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

夢想家の男が、地球の裏側まで徹す穴を掘っていた。
数十メートル掘り進んだところで自力で上がることができずに救助されたが、
「地球の裏側にはトカゲ人間がいた」とうわ言を繰り返していた。
現在、男の掘った穴の周辺は米軍の管理下にある。




54名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

実害が無いため報道されることは少ないが、
視神経と繋がる脳の部位を調べてみると、約300人に一人は赤と青など二つの色が逆に見えているはずだという。
彼らは赤く見えるものが”青”、青く見えるものが”赤”と思い込んでいるため気付くことは少ない。
あなたの視界は、本当に周囲の人と同じだろうか?




55名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

冷戦当時、古い坑道を買い取り、そこを核シェルターに改造している大金持ちの男がいた。
数十年分の生活物資を溜めこみ、核戦争が起きると自動で入り口を塞ぐ装置も作った。
しかしある日、男が中を点検していると、装置が誤作動を起こして入り口を塞いでしまった。
男はそれを本物の核戦争と信じ、多分今もその中で暮らしているという。




56名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

1988年パリ、大晦日の夜に、マルセルという青年がバーで仲間と酒を飲んでいた。
気づくと年明けも数分後に近づいており、彼はシャンパンのボトルを注文した。
0時になると同時に栓を抜こうとしたのだが、具合の悪いことに栓が抜けず、2分ばかりてこずってしまった。
数人の客が気づいたことだが、彼が悪戦苦闘している間、店の時計の針は0時のまま止まっていたという。




57名無しさん@おーぷん ID: ID:mjK

>>56
やさc




58名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

真冬のロシアでの話。雪の降るある晩、A夫人は紅茶を飲もうと思い、やかんを火にかけた。
しかし何分たってもお湯が沸かない。それどころか、やかんの中の水は冷たいままではないか。
奇妙なことは何でも幽霊のせいにする夫人が震えていた頃、彼女の家の外では泥酔した男が寝ていた。
男は風呂に入っている夢を見ており、段々お湯が熱くなるのに耐え切れず目を覚まし、無事帰ったという。




59名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

生まれつき目の見えない娘に「『色』って何?どんなもの?」と尋ねられた父親が、
「音楽が沢山の音でできているように、この世界は沢山の色でできているんだよ」と答えた。
それ以来娘は、赤い紙と青い紙の破れる音を聞き分けるなど、色の違いから音の違いを認識できるようになった。
その一方で、水の流れる音、風の吹く音――透明なものが発する音は聞こえなくなってしまった。




60名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

1966年8月23日。早朝。フロリダのある町で、数百人もの男が集団で失踪した。彼らは全員、昼までには家に
戻ってきたのだが、誰も「なぜ」「どこに」行っていたのか覚えていなかった。午後になって警察に一人の男が出頭した。
彼は学者崩れの秘術マニアで、昨晩古い文献に則り「死者を墓場から蘇らせる」秘術を行ったところ、朝起きると
大量の知らない男に家を囲まれていたので慌てて術を解いたという。失踪者は全員妻帯者だった。結婚は人生の墓場である。




61名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

人間が最初に知覚した色は、血や炎の色である「赤」であったと言われている。
現代においても赤信号など、危険を知らせるものには赤色が用いられる。
最近の調査で、インダス文明の古文書の中に、赤の顔料で記された箇所があることが分かった。
果たして彼らは何を警告しようとしていたのだろうか。




63名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

1950年代、ニュージーランド沖を航行中の船が海の中に建築物を発見した。
建築物は緑がかった塔のようで、海上周囲には腐った魚の様な異臭が立ち込めていた。
船の乗組員はその異臭にまいってその場を後にしたが、乗組員全員が一ヶ月と経たないうちに怪死した。
乗組員の日誌によると建築物を発見したのは南緯47度9分、西経126度43分。




66名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

1976年2月、荒川のある病院に入院していた清水某という男が「右腕がかゆい」と看護婦に訴えた。
看護婦は困惑した。清水は建設現場での事故で右腕を失くしていたからだ。主治医は「脳の混乱」と考え、
彼を納得させるため、「見ていて下さい」とメスで『右腕がある場所」を刺して見せた。
すると次の瞬間、何もない空間から血が噴き出したという。




70名無しさん@おーぷん ID: ID:mjK

>>66
片足失っても無くした足が痛む事は実際にあるって言ってた




72名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

>>70
幻肢とかいうたりするらしいな




75名無しさん@おーぷん ID: ID:YpW

>>72
幻肢痛(ファントム・ペイン)やな




77名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

>>75
はえー




69名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

「泣き地蔵」という不思議な地蔵があった。普段は静かな顔つきなのだが、夕方に見ると泣き顔や困り顔に見えるのだ。
泣き顔の時には次の日雨が降り、困り顔のときは雪が降った。何も降らない日は地蔵の顔はそのままだった。
人々は地蔵を見て明日の予定をたてていたが、ある日地蔵が今までに見たことのない満面の笑顔の日があった。
1945年8月5日、広島での出来事である。




71名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

ビルの五階にあるオフィスで残業をしていたN氏はある日眠かったため目を閉じたまま廊下突き当りの手洗いへと向かった。
手洗い場と廊下は床の材質が異なるため足音が変わるはずだが、いつまでたっても足音は変わらない。
不審に思い目を開けた瞬間彼の足は宙を切り、彼の体は五階の高さの空から真っ逆さまに墜落した。
幸い命に別状は無かったが、もし目を閉じたまま歩き続けていたら彼はどこにたどり着いたのだろうか?




74名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

阪神タイガースの応援歌として知られる「六甲おろし」。
この歌には天皇家がかつて六甲山に隠した秘宝の所在が暗号で示されているという。
一説には「六甲おろし」に隠されたこの秘宝は「やまたのおろち」に縁のある品、
すなわち正史の上では壇之浦に沈んだとされる叢雲剣の真剣であるともいう。




76名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

この前、見知らぬ人に「お前、背中に人乗ってんぞ」と言われた。
それから急に肩が重くなったような気がした。
自分も同じように見知らぬ人に「お前、背中に人乗ってんぞ」と言ってみた。
それから肩が楽になった。




79名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

岩手県の山奥にあるその村には、手足などを事故や病でなくした場合、
更に山の奥にある社にお参りをしてくると、山の神が再び手足を生やしてくれるという古い言い伝えがあった。
とある民俗学者がその伝説に興味を持ち、社の管理をしている家にその言い伝えに関することを教えてくれるように頼んだのだが、
そのとき見せてもらった絵の人々の手足は、どうみても機械にしか見えないものであったという。




80名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

1998年、イギリスの民家の倉庫から400年程前のものと思われる設計図が発見された
「自動暦」と題されたその設計図には、奇怪な形をした部品の寸法と、それらの組み立て方が記されていた
とあるエンジニアが設計図をもとに装置の復元を行うと、西暦と日付を表示する機械が出来上がった
しかしこの装置には奇妙な欠点があった。2050年を経過した辺りで歯車が噛み合わなくなり、装置が表示を止めてしまうのである




81名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

生命と物質との関係を研究しているある科学者がチェコにいた。
その実験方法というのは、ランダムに点灯するようにプログラムされたライトを設置した小箱に鼠を入れるというものである。
実験の結果は、鼠を入れていない時と比べると明らかに光る回数が多かったという。
また、その結果は何度実験しようと変わらなかったという。




82名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

岩手に住むある男性が、家の中で携帯電話をどこへ置いたか忘れてしまった。
一階にある電話から携帯へとかけてみると、階段の踊り場にあった携帯電話が着信音を鳴らした。
男性は携帯電話を取った時に、気紛れで通話ボタンを押し、耳に押し当ててみた。
そこから聞こえる音は、自分の笑い声だった。




83名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

1872年11月4日にイタリアから出向したメアリー・セレナ号はその消息が途絶えていたが、
その丁度一ヵ月後に海上でデイ・グラチア号発見されたが、
不思議なことに中には誰もおらず、争った形跡も遭難していた痕跡も見当たらず、
入れたばかりのコーヒや食事が残ったまま乗員だけが忽然と消えていたという。




84名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

探偵のベルモンド氏は、被害者の妻に尋ねた。「一体、ご主人の死体をどこに隠したんです?」
「これを使ったんですの」夫人は、小さな薬瓶を取り出した。ベルモンド氏の家にもある、ありふれた市販薬だ。
「奥さん、いくらなんでもそれで人間の死体は消せますまい」ベルモンド氏は笑った。
「あら、でも――」夫人はその、消化薬の瓶を手にとって微笑んだ。「人間の食べた物なら消してくれますわ」




85名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

都内T区にあるRマンションの迷惑な話。
どの住民も一階に降りるときには必ずエレベーターを使うという。
何故か階段を使って二階から一階に降りると、決まって二階に降りてしまうという。
403号室の住人は「火災と停電が最も怖い」と語ってくれた。




86名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

1963年8月、チリのタクナから西に約5kmの場所に直径約100mの大穴が出現したという記録ノートがある。
記録ノートは大穴の場所らしき所に落ちていた。ノートの文章と拾得者の筆記体は同一だが1873年には、まだ生まれていないという。
ノートには、夜に大穴の底を覗くと無数の光がちらちらと輝いてた。という観察や考察の文章、それと一枚のスケッチが描かれていた。
大穴の底を描いたらしきスケッチには、大小の生々しい無数の目玉がこちらを見つめるように書かれていたという。




87名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

4月前半、新潟県の田んぼで面白いものが見れるらしい。
明け方の薄暗い中、地中から案山子のようなものが数本生えているという。
ある程度明るくなると案山子のようなものは一斉に素早く地中に潜ってしまう。
地元では蛇だと言われているが、果たして何なのか?




88名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

1950年。アイオワの農夫カーネギーは人の良い飲んだくれだったが、飲み過ぎると時折「入電だ!」と口走り、
ユニークな『未来のニュース』を語ったという。ニュースの日付は半世紀以上も先だったから確かめようもなく、仲間たちは
NYのビルに飛行機が突っ込むだの、黒人の大統領が生まれるだのという荒唐無稽なホラ話を楽しんでいた。
彼は60年に酒場で心臓発作を起こして死んだが、死の間際に友人たちは彼が「2015年以降、入電無し!」と叫ぶのを聞いたという。




89名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

始皇帝兵馬俑。発掘された八千体に及ぶ兵俑の顔は一つとして同じ物はないというが、1982年の調査時にこんな記録が残っている。
発掘中、調査団の学者の一人によく似た顔の兵俑を発見したのを皮切りに、次々と発掘メンバーにそっくりな兵俑が掘り出されたという。
中国人だけでなく、同行していた日本の学者や、指導者格のイギリス人研究者まで瓜二つの兵俑が見つかったのだが、一人だけ
結局「自分の」兵俑が見つからない作業員がいた。後年発見された始皇帝の肖像画は、その日雇いの農夫にそっくりだった。




90名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

イギリスのドッジスンヒルという田舎町で殺人事件が起きた。
記録によると107年ぶりの殺人事件だそうで、町はちょっとした祭になった。
ヤードの刑事が来ると、住民が次々に「私が犯人だ!」と名乗り出るほど盛り上がったらしい。
しかし真犯人はすぐに見つかった。ただ1人、名乗り出てこなかった男が犯人だったのだ。




91名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

アウシュビッツ収容所などで行われていた事を示す正確な資料は公表されていない。
当時のソビエト軍が、資料などをほとんど押収してしまったからである。
米英の調査委員会は、破棄されながらも焼け残った書類の一部を復元したのだが
「蘇生」「増殖」「処理できず」という言葉が繰り返されているだけで、結局何も分からなかった。




92名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

冬眠の途中で起きたらしい大きな熊が、川で死んでいるのが発見された。
検死をした獣医は「溺死」と結論付け、立会いの警察官を驚かせた。
熊の両足首には強い力でつけられた「圧迫跡」があり、持ち上げられた形跡が残されていた。
つまり誰かが熊を逆さまに吊るし、頭を水の中に浸けて溺死させたというのである。




93名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

ある男が、20年前に庭に埋めたタイムカプセルを掘り出した。
腐食しきった缶を開くと、一番上の開かれていたノートに大きく「そこ から はなれ ろ」とだけ書かれていた。
男が何となくその場から一歩横に移動した直後、屋根瓦が男の居た場所目掛けて降ってきた。
男は仰天し、慌てて屋根瓦を取り除いてみると、そこにはボロボロになったノートだけが残されていたという。




94名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

過去のノートに命を救われた男は、そのボロボロのノートを大事にしていた。
普段そのノートには何も書かれていないのだが、ごくごくまれにどこかのページに言葉が書き込まれていることがあるという。
それは「げんかん に いけ」だとか「あし を ど けろ」などといった単調な文であるらしい。
その通りに行動した結果、男は何度も命を救われたという。




95名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

ある日、男はそのノートを眺めていた。
そして、最後のページに、「てを はな せ」と書いてあるのを見つけた。
その通りにノートから手を放してみると、床に落ちたノートは瞬く間に燃えて灰になってしまった。
男はその灰を、今でも大事に持っている。




96名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

ある探検家がマヤ文明の壁画を調べていた
すると、マヤの国王であろう人物が他の種族との交流や、飛行船を運転している壁画を見つけた
そして、その種族から教えてもらったであろう謎の機械を解体した壁画が発見された
その絵はいかにも、今の核爆弾の解体図とそっくりなのだという




97名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

とある村に、村を貧困から助け、平和にした侍の息子が産まれた
その隣の村にも、村を貧困から助け、平和にした侍の息子が産まれた
そのまた隣の村にも、村を貧困から助け、平和にした侍の息子が産まれた
それぞれ三人の子は、その侍の偉業を讃え、「助平」と名付けられたそうだ




98名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

911テロで炎上・倒壊した世界貿易センタービル。その瓦礫の下から、奇跡的に救出された人がいるのをご存じだろうか。
貿易センタービルに勤務していたM・ウェスト氏は生まれつき体が弱く、両親は「長生きしますように」と神に祈り続けていたという。
彼は今も生きている。全身は焼け爛れて原形を止めず、視覚も聴覚も奪われた廃人となって。
医師はこんな状態で生きているのは奇跡だ、と驚嘆している。両親の願いは届いたのだろうか。




99名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

1978年の7月神奈川県のある村で一人独身男性が亡くなった。
彼は常日頃「自分は死んだら全ての人から忘れられるのでは?」と恐怖していた。
役場に届けに行くと、彼の戸籍は初めから存在していなかった。
彼が恐れていたのは本当に『忘れられること』だったのであろうか?




100名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

1995年8月、日本近海で泳いでいた小学生の男の子が漁船に救助された。男の子が言うには学校で
開放されているプールに飛び込んだ矢先、後ろからエンジンの唸る音が聞こえたので顔を上げたら
なぜか海にいて、そのまま漁船に拾われたそうだ。  同様の事件が過去に4度記録されているが、
いずれの生徒もゴーグルを忘れて目をつむったまま飛びこんだと話している。




101名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

おわり




102名無しさん@おーぷん ID: ID:td2

フォークロアって民間伝承的なものなん?




104名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

>>102
ロア自体「特定の知識を持つ人たちの間で成立する小話」って聞いたことがあるわ

例えばポケモンの都市伝説とか言われるやつとかポケモン自体を知ってないと意味をなさん感じの民間伝承とはまた別物やと思うわ




103名無しさん@おーぷん ID: ID:7nA

おつおつ
いい雰囲気やったンゴ




105名無しさん@おーぷん ID: ID:ce8

今回の話のほとんどは
フォークロアとか信じようと信じまいと
とかで調べるといっぱい出てくるわ
興味あったら調べてみるとええで面白いよ




106名無しさん@おーぷん ID: ID:dDp

おつ
面白かった




107名無しさん@おーぷん ID: ID:mjK

サンキューイッチ




引用元:夏やし短いお話
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