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1以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)00:28:06.281 ID: 04g1MHrR0.net

喪黒「私の名は喪黒福造、人呼んで笑ゥせぇるすまん」

喪黒「ただのセールスマンじゃございません」

喪黒「私の取り扱う品物は心……人間のココロでございます」


喪黒「この世は老いも若きも男も女も、心の寂しい人ばかり」

喪黒「そんな皆さんの心のスキマをお埋めいたします」

喪黒「いいえ、お金は一銭も頂きません」

喪黒「お客様が満足されたら、それがなによりの報酬でございます」

喪黒「さて、今日のお客様は……」


≪芸夢 選太(36) サラリーマン≫



オーッホッホッホッホッホ……




3以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)00:29:02.016 ID: +JTXOT5o0.net

楽しみ




 


7以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)00:31:38.167 ID: 04g1MHrR0.net

— 会社 —

課長「芸夢君!」

選太「は、はい……」

課長「なんだね、この見積り書は!? こんなものお客様に出したら怒られてしまうよ!」

選太「申し訳ありません……」



OL「芸夢さん、また怒られてるわ。カワイソー」

若手社員「しょうがねえよ。芸夢さんって典型的な無能社員だもん」

OL「まあねー、いい年して浮いた話の一つもないしね」

若手社員「あの人、何が楽しくて生きてるんだろうな」




9以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)00:34:19.600 ID: 04g1MHrR0.net

— ゲームセンター —

ピキューン ズガガガガ ピキューン ズババババ

選太「このっ! このっ! いけっ!」

ズババババ ガガガガガ ズガーン

選太「よしっ、いいぞ!」

チャラリラッチャ〜♪

選太「やった、クリア! ハイスコアだ!」

選太(ふぅ〜、絶好調! 今日のイライラがすっかり吹き飛んだぞ!)




12以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)00:37:12.746 ID: 04g1MHrR0.net

喪黒「お見事です」ヌゥッ

選太「うわわっ!?」

喪黒「先程から後ろで拝見していたのですが、ずいぶんゲームがお上手なんですねえ」

喪黒「わたくし、惚れ惚れしてしまいましたよ」

選太「え、ハハ……いやぁ〜、ボクの取り柄なんてこれぐらいなもので……」

選太「じゃ、失礼します」

喪黒「おや、もうお帰りで?」

選太「ええ、ゲームは程々にすると決めてあるもので」

喪黒「……」




14以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)00:40:31.099 ID: 04g1MHrR0.net

— 会社 —

課長「まったく……この程度のクレームは自分で処理してくれたまえよ!」

課長「私の手をわずらわせるな!」

選太「申し訳ありません、申し訳ありません!」ペコペコ


若手社員「あーあペコペコ頭下げちゃって……あんな風にはなりたくねえな」

OL「反面教師ってやつ〜?」

クスクス… ハハハ…



選太(こんな日は……行きつけのゲーセンに行くしかないな)




16以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)00:42:18.175 ID: 0EFx9SiBx.net

wktk




17以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)00:43:45.604 ID: 04g1MHrR0.net

— ゲームセンター —

選太「ええっ、まもなく店を閉じてしまうんですか!?」

店主「うん……常連さんのためにと頑張ってきたんだけどね。さすがに限界になってきてねえ」

選太「そんな……まだまだやれますよ!」

店主「いやー、このところは客足がぱったり途絶えちゃってね」

店主「今の若い人はほら、スマホでゲームしたりしてるんだろう?」

店主「まして、うちのゲームは古いのばかりだからねえ」

店主「このままずるずる赤字で経営するより、土地を売っちゃった方がいいと思ったのさ」

選太「そうですか……」

選太(ここがなくなったら、ボクはどうすれば……)




18以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)00:46:38.999 ID: 04g1MHrR0.net

— 街 —

選太「はぁ〜……」トボトボ

喪黒「おや、これはこれは奇遇ですなぁ」

選太「! あなたは……この前、ゲーセンでお会いした……」

喪黒「まるでこの世の終わりが来るかのような表情で歩いてましたが、どうかされたのですか?」

選太「この世の終わりですか……フフッ、たしかにそうかもしれませんね」

選太「実は、あなたとお会いしたゲーセンが、今度閉店してしまうことになったんです」

喪黒「そうなんですか。私もちょくちょく通っていただけに、誠に残念なことです」




19以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)00:49:37.159 ID: 04g1MHrR0.net

喪黒「しかし……あの店が閉店するからといって、ゲームができなくなるわけではありません」

喪黒「たとえば、駅前にはもっと大きなゲームセンターがあるじゃないですか」

喪黒「ああいったところに移ればよろしいのでは……?」

選太「ゲームセンターならどこでもいい、というわけではないんですよ」

喪黒「なにやら、込み入った事情をお抱えのようですね」

喪黒「立ち話もなんですし、ここからは飲みながらお話ししましょ。ねえ?」

選太「は、はい……」




20以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)00:52:33.437 ID: 04g1MHrR0.net

— BAR魔の巣 —

マスター「……」キュッキュッ


喪黒「ほう、昔ながらのゲームセンターが恋しいのですか」

選太「そうなんです」

選太「ボクは子供の頃から、少ない小遣いをやりくりしてよくゲーセンに通っていたのですが」

選太「まだその頃は、家の近所にも昔ながらのゲームセンターがたくさんありました」

選太「あの頃のゲームセンターはよかった……」

喪黒「たしかに、一昔前のゲームセンターといえば、怪しい魅力に満ちあふれていましたなぁ」

喪黒「外観は地味で、店内は薄暗く、古いアーケードゲームが立ち並んでいて……」

喪黒「女性や子供が安易に立ち寄れないような雰囲気がありました」

選太「そうでしょう、そうでしょう!」




22以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)00:53:52.168 ID: KhDluCnUr.net

魔の巣好き




23以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)00:57:14.465 ID: 04g1MHrR0.net

選太「それが今のゲームセンターときたら……」

選太「やたら派手な外観で、若い女性も平気で出入りして、店員はきっちり教育されたアルバイト」

選太「店内は巨大な音ゲーやらメダルゲームやらが占拠……情緒もへったくれもありません」

選太「ボクも何度か足を運びましたが、とても馴染めるものじゃありませんでした」

選太「しかし今や、昔ながらのゲーセンは続々と閉店していき」

選太「この地域で唯一残っていた、あのゲームセンターもついに店を閉めることになってしまいました」

選太「これも時代の流れとはいえ……寂しいものです」

選太「ああ、ボクはこれからどうすればいいんだ……!」

喪黒「……」




24以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:00:43.728 ID: 04g1MHrR0.net

喪黒「よろしい」

喪黒「でしたら、私があなた好みのゲームセンターをご紹介いたしましょう」

選太「え……!? あなたは一体……!」

喪黒「申し遅れました。わたくし、こういう者です」スッ

選太「ココロのスキマ……お埋めします……」

喪黒「失礼ですが、私の見たところ、あなたはあまり豊かな人生を送られていない」

喪黒「しかし、どうにか昔ながらのゲームセンターに通うことで、心の平穏を保っておられる」

選太「ううっ……!」ギクッ

喪黒「今、新しく通えるゲームセンターを見つけなければ、あなたは精神的に参ってしまうでしょう」

喪黒「明日、あなたが仕事を終える頃を見計らって、あなたの会社へうかがいます」

喪黒「その時、とっておきのゲームセンターをご紹介しましょう」




25以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:03:53.774 ID: 04g1MHrR0.net

翌日——

— 会社 —

選太(はぁ〜……今日も散々な一日だった)

喪黒「こんばんは、芸夢さん」ヌウッ

選太「あ、喪黒さん! まさか、ずっとここで待っていたんですか!?」

喪黒「いえいえ、私もちょうど来たところです。お気になさらず」

選太「あの……ところで昔ながらのゲームセンターに連れてってくれるというのは……」

喪黒「はい、私は約束を果たしに来たのです」

喪黒「さっそく参りましょう。私についてきて下さい」




26以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:06:20.424 ID: 04g1MHrR0.net

スタスタ…

喪黒「ここでこの裏通りに入ります」

選太(この街にこんな場所があっただなんて……)キョロキョロ

喪黒「こちらです」

選太「≪古井ゲームセンター≫……」

喪黒「さ、どうぞ。お入り下さい」

選太「は、はい……お邪魔します」ガラガラ…




30以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:09:38.060 ID: 04g1MHrR0.net

— 古井ゲームセンター —

喪黒「いかがですか?」

選太「おお……」

選太(この暗さ、この怪しさ! まさにボクが通い詰めた“昔ながらのゲームセンター”だ!)

喪黒「こちら、店主の古井さんです」

選太「ど、どうも」

古井「……いらっしゃい」プイッ

選太(このサービス精神の欠片もないぶっきらぼうな店主も、昔ながらのって感じだぁ!)




33以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:12:34.292 ID: 04g1MHrR0.net

選太「おおっ……!」

選太「ああっ、これは≪リアル・ファイター≫! こっちは≪メテオシューティング≫! 懐かしいなぁ!」

選太「ボクも名前しか知らないような、古いアーケードゲームもいっぱいある!」

選太「あ、あの……プレイしていいんですか!?」

喪黒「もちろんです。お好きなゲームをどうぞ」

選太「よぉ〜し、どれからやろうかな……」




34以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:13:52.381 ID: AstG1SRC0.net

脚本家かなんかなのかな?
うまいな




35以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:15:36.060 ID: 04g1MHrR0.net

ピキューン ズガガガガッ ドガガガガッ ピロリン

選太「このっ! こうか!? いけっ!」

選太「よしっ、一面クリア!」

喪黒「オーッホッホッホ、相変わらずお上手ですなぁ」

選太「ええ……このゲームのランキング一位のスコアはかなりのものですが」

選太「ボクがすぐに塗り替えてやりますよ!」

選太「このっ! いけっ! ——いいぞ!」

ピキューン ズガガッ ズババババッ ピキューン

喪黒「……」




36以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:19:35.969 ID: 04g1MHrR0.net

選太「いやぁ〜……面白かった! スコアも更新できて、スカッとしました」

喪黒「ホッホッホ、ご満足いただけたようで何よりです」

喪黒「これでもう、あなたがあんな暗い表情をして歩くようなことはないでしょう」

選太「ええ、こんなにいいゲーセンを紹介してもらったんですから!」

喪黒「しかし、芸夢さん」ズイッ

選太「はい?」

喪黒「私があなたとの約束を果たした代わりに、あなたも一つだけ約束して下さい」

選太「というと?」

喪黒「ここでゲームをするのは一日につき一時間までにして下さい」

喪黒「ゲームは一日一時間、というやつです」

喪黒「あまりゲームにのめり込むと、よくない結果をもたらしますからな」

選太「大丈夫です! ゲームは程々に、がボクのモットーですから!」




38以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:20:37.120 ID: gu3kYuvsr.net

モグちゃんこええ




39以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:23:43.022 ID: 04g1MHrR0.net

— 会社 —

選太「……」カタカタ

若手社員「芸夢さん、たまには飲みに行きません?」

OL「会社の近くに新しい居酒屋ができたんですよー!」

選太「いや……ボクはいいや」

若手社員「あ、そうすか」


若手社員「かーっ、たまに気をつかって誘ってやってもこれだもんよ。付き合い悪くてやんなるよ」

OL「ま、いいじゃん。どうせ多く勘定払ってもらう要員に過ぎなかったしさ」

若手社員「まあなー」

クスクス… ハハハ…



選太(なんとでもいえ……ボクには新しい生きがいができたんだ!)




40以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:26:04.122 ID: 04g1MHrR0.net

— 古井ゲームセンター —

ズガガガガッ ドガガガガッ ピロン ピロリン

選太「よし……いけっ、いけっ!」

ズガガーン テロテロテローン

選太「やったぁ!」

選太「よぉーし、このゲームもスコアランキング一位になれた!」

選太「おっと、そろそろ一時間か。今日のところは退散しよう」




41以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:29:02.295 ID: 04g1MHrR0.net

— BAR魔の巣 —

選太「いやぁ〜、ありがとうございました!」

選太「あれからというもの、仕事帰りに古井ゲームセンターに行くのがすっかり日課になりました!」

選太「これなら会社でどんな辛いことがあってもやっていけそうですよ」

喪黒「ホッホッホ、それはなによりです」

喪黒「ですが……芸夢さん。くれぐれも約束を破らないようにお願いしますね」

選太「分かってますよ。ゲームは一日一時間、ちゃんと守りますよ!」




42以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:30:27.632 ID: 3ZwCE/Gfr.net

さあどうなる




45以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:33:19.671 ID: 04g1MHrR0.net

— 会社 —

選太(今日はどのゲームをやろうかな……久しぶりに≪メカマシンバトル≫でも……)ボー…

課長「おい、芸夢君」

選太「は、はい!」

課長「はい、じゃないよ! なにをボーっとしていたんだね!?」

選太「すみません、考え事をしていまして」

課長「考え事ォ? “下手の考え休むに似たり”という言葉があるが、君はまさにそれだな!」

課長「いいかね、うちの社には有望な若手が毎年入り、育っている!」

課長「君のようななんの取り柄もない社員は、はっきりいっていらないんだよ!」

選太「!」カチン

課長「君みたいな無能を課に置くはめになった私の気持ちにも……」クドクドクドクド

選太(下手だとぉ〜? なんの取り柄もない……だとぉ〜?)




46以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:33:36.612 ID: 8W+dKkSy0.net

連続して笑うセールスマン見ると
前フリがちょっとコントみたいに感じられてしまう




47以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:36:36.245 ID: 04g1MHrR0.net

選太「誰がヘタクソだぁ!? 誰がなんの取り柄もないだぁ!?」ガタッ

課長「わわっ!?」

選太「あんた≪リアル・ファイター≫をノーコンティニューでクリアできんのか!?」

選太「≪メテオシューティング≫で10万点以上出せるのかぁっ!?」

選太「——!」ハッ




シーン……




48以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:37:35.453 ID: sCpdSPaz0.net

あーあ




49以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:39:12.778 ID: 04g1MHrR0.net

— 古井ゲームセンター —

選太「ううう……今日はやってしまった。明日からどういう顔で会社に行けばいいんだ……」

選太「どいつもこいつもボクをバカにしやがって……!」

選太「ええい、こういう時こそゲームだ! ゲームでストレス発散だ!」

選太「お金入れて、と」チャリンッ

ピキューン ズガガガッ ピキューン ボーンッ

選太「ちっ、調子が悪い! もう一回だ!」チャリンッ

ピロリロピロリロ… ズガガガガッ ピキューン バシューン




51以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:42:15.167 ID: 04g1MHrR0.net

ボーンッ

選太「あ〜……くそっ! やられた!」バンッ

選太「なんなんだ、今日は〜!? 思うようにプレイできない!」

選太「……ん?」

選太(そろそろ一時間だな……もう一回プレイしたら確実に一時間をすぎちゃう)

選太(だけど、こんな状態でゲームをやめられっか! イライラを明日に引きずっちゃうよ!)

選太「もう一回!」チャリンッ




53以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:46:32.246 ID: 04g1MHrR0.net

ピローン ズガガガガガッ ズバババババッ ピキューン ズガーンッ

選太(よし……このままいけば、ハイスコア間違いなしだ!)

喪黒『芸夢さん』

選太「わぁっ!?」ガタッ

選太(な、なんで!? ゲーム画面に喪黒さんが!?)

喪黒『ゲームは一日一時間といったのに、あなた約束を破りましたね』

選太「……! う、うるさいな! たまにはたくさんゲームをやりたい日だってあるんだよ!」

選太「せっかくのハイスコアをどうしてくれる!」

喪黒『どうやら、あなたはゲーム……いえゲームセンターにのめり込みすぎてしまったようですね』

選太「そ、そうだよ! それのなにが悪い!」

喪黒『でしたら、昔ながらのゲームセンターの雰囲気をとことん味わっていただきましょう』

喪黒『とことんね』

選太「あ、あああ……あああああ……」




55以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:49:52.690 ID: 04g1MHrR0.net

喪黒『ドーン!!!』





選太「うぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

ああぁぁぁぁぁ……


…………

……




58以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:54:22.138 ID: 04g1MHrR0.net

……

…………


ピキューン ズガガガガッ ピキューン ズガーンッ

選太「くそっ! また調子が悪くなっちまった!」

「おい、おっさん」

選太「くそっ! このっ! 連射連射!」

「おっさん」

選太(さっきからうるさいな!)

「いつまでやってんだよ。そろそろ替わってくれよ」

選太「うるさい、邪魔だ! すっこんでろ!!!」バシッ




59以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)01:57:31.210 ID: 04g1MHrR0.net

不良「あ……?」

選太「え……」

不良「おいてめえ、今誰に向かってすっこんでろっつったんだ? あぁん?」グイッ

選太「ひっ……!」

不良「おい、もう一度いってみろよ」

選太「いや、さっきのは……つい……ゲームにのめり込みすぎて……」

不良「おーい、みんな来てくれ」

ゾロゾロ…

リーゼント「おう」

学ラン「どしたどした?」




61以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)02:00:32.867 ID: +JTXOT5o0.net

まあこれはバッドエンドってものでもないな わりかしマシな方




62以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)02:00:54.299 ID: 04g1MHrR0.net

不良「このオヤジがよー、オレにすっこんでろってほざきやがったんだよ」

不良「しかも、オレの手を振り払いやがったんだぜ」

リーゼント「マジで? ずいぶんイキってるオヤジじゃん」

学ラン「こういう奴はヤキいれてやらねぇとな」


古井「やるなら外でやってくれよー」


不良「へーい」

不良「じゃ、オモテ出ろや。たっぷり可愛がってやるよ」パキポキ…



選太「あ、あ、あああ……!」




63以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)02:04:03.284 ID: 04g1MHrR0.net

……

…………

ピーポーピーポー… ピーポーピーポー…


野次馬A「さっき救急車で運ばれたサラリーマン見たか? ひっでえもんだ」

野次馬B「ああ……顔面は血まみれ、手足だけじゃなくあちこちの骨が折れてたな」

野次馬A「多分ここらを縄張りにしてる不良グループと揉めたんだろうな」

野次馬B「今時あそこまでやるヤンキーがいるとはねえ。くわばら、くわばら」



喪黒「……」




64以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)02:07:32.949 ID: 04g1MHrR0.net

喪黒「だから、のめり込みすぎてはいけない、といったのに……」

喪黒「かつての非行少年達はゲームセンターを溜まり場にしていることが多かったですからねぇ」

喪黒「しかし、昔ながらのゲームセンターの雰囲気をこれ以上ないほど味わうことができたのです」

喪黒「痛い思いはしましたが、芸夢さんもきっと満足してらっしゃるのではないでしょうか」

喪黒「オ〜ッホッホッホッホッホ……」







—おわり—




65以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)02:08:28.545 ID: FBQd5x+F0.net





66以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)02:09:19.491 ID: iniIWm+G0.net

乙乙
面白かった




69以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)02:17:04.510 ID: UxP7N5Pxr.net


喪黒さんは相変わらず鬼畜ですわ




72以下、\(^o^)/でVIPがお送りします2017/09/05(火)02:37:37.615 ID: 0TOPVIUS0.net


素直に面白かったわ




引用元:喪黒福造「ほう、昔ながらのゲームセンターが恋しいのですか」
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