1:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 00:49:33.91 ID:4Rgy9YMs0
2:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 00:52:23.50 ID:pE+ht2ZW0
3:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 00:54:20.27 ID:n3gckV4Ni
8:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 01:09:56.92 ID:4RzqqH/80
9:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 01:21:42.41 ID:r9x+FMfW0
17:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:08:36.22 ID:INlaM/5V0
18:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:09:38.80 ID:INlaM/5V0
スレ初めて建てるし、文才ないけどごめんなさい
この話は去年の8月頭くらいの話
爺ちゃんの49日のために行った先での出来事だからおそらくその辺りだ
その日はクソ暑かった
休日だったその日は朝から爺ちゃんの法要のために親父と母さんと妹で母さんの故郷に来ていたんだ
結構田舎で、周りは山とか田んぼがあるような場所で、
爺ちゃんが亡くなる前は長期休暇のたびに来ていた
19:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:11:18.26 ID:J6hoEwKR0
20:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:11:25.01 ID:INlaM/5V0
やら「彼女はいるのか」やらよくあるどーでもいい質問攻めにいい加減めんどくさくなっていた
正直外はめちゃめちゃ暑かった
が、俺はなんとかこの状況から抜け出したかったし、ちょっと行きたいところがあったから一人で出かけたんだ
そこはじいちゃんが昔よく連れてってくれてた公園、と言っても遊具もなくベンチと小さな木のテーブルがあるだけの広場みたいなとこ
周りには木が茂ってて昼を過ぎると日が余り当たらないようなとこだ
それ以外の周りは田んぼで、そこだけやたら木があるってかんじ
わかりづらくてごめん
21:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:12:39.01 ID:INlaM/5V0
木陰になっててちょうど気持ちいい風がくる。
蝉の声とサワサワって葉っぱが揺れる音しかしない
爺ちゃんっ子だった俺はだんだん昔の事とか思い出して、恥ずかしながらその場でちょっと泣いてたw
で、しばらく泣いて落ち着いたからそろそろ帰るか!と立ち上がった
すると立ちくらみのようにグワングワン目の前が揺れた
あー立ちくらみやぁ…って思いながらもう一回座って治まるのを待った
そしてしばらくして収まったからまた立ち上がった
やはり目の前がグワングワン揺れている
22:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:13:45.20 ID:INlaM/5V0
耳がキーーーーーンって鳴ってて、さっきまで聞こえていた蝉の声や風の音が全くしない
どんどんグワングワンが酷くなってきて頭の中が白くなっていく
あー俺、倒れるなぁ
そんなふうに冷静に考えてたのを覚えている
23:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:14:55.52 ID:INlaM/5V0
ハッとして早く帰らないと心配してんだろなぁと急いで帰ろうと立ち上がった
すぐに異変に気づいた
なにかおかしい
たしかに暗いのに視えるんだよ
結構な田舎だからさ、街灯もほぼないわけ
だから夜になって真っ暗ならそんなところで何も見えないはずなのに地面が見える
昼なのに空だけが暗いかんじ
言葉にするのが難しいんだけど…
ナニコレナニコレ気持ち悪い
でもその時は何がおこってるかとかわからなくてとにかく家に向って走ったんだよ
24:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:15:58.71 ID:INlaM/5V0
広場は爺ちゃんちから15分くらいの場所で道なんか一本道に等しい
なのに戻る途中、見覚えのない道や家が建っていたり、あったはずの建物がなかったりするんだ
でも覚えている道や家もある
だから間違いじゃないはずなんだ
これはいよいよ自分の頭がおかしくなったのかと泣きそうになりながら走った
家が無かったらどうしようと思ってた
が、そこに爺ちゃんちはあった
25:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:17:11.60 ID:INlaM/5V0
混乱してる俺は「俺や!!開けてくれ!!」みたいなことを叫びながら呼び鈴を押しまくってたと思う
玄関のすりガラス越しに誰かが出てくる気配がして心底ホッとした
やっと玄関があいて人が出てきた
爺ちゃんだった
26:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:18:22.36 ID:INlaM/5V0
声が出ないってほんとにあるんだね
え?なに?爺ちゃん?
は?なんで?
ほんとに?しか浮かばなかった
あり得ないあり得ない
だって爺ちゃんが死んだから法要の為に来たのに
言葉をなくして立ち尽くしてる俺を爺ちゃんも驚いたような顔で見つめる
で、爺ちゃんが口を開いて何かを言ったんだけど全然聞き取れないの
声はたしかに爺ちゃんなのにフニャフニャ言ってるようにしか聞こえない
わけがわからず突っ立ってる俺の肩をつかんでまたフニャフニャ言う爺ちゃん
我に返った俺は、あんなに爺ちゃんに会いたがってたくせに急に怖くなって悲鳴をあげてその手を振りほどいて逃げた
27:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:21:11.96 ID:INlaM/5V0
恥ずかしながらレスもあんまりしたことなかったからこんな書き方でいいのかなw
オカルト板のほうが良かったのかもしれないけど行き方がわからなかったんだ、許して!
続き↓
めちゃめちゃ走って、もう走れないと思い立ち止まったときにここでやっとケータイの存在を思い出してとりあえず母さんに電話した
そしたら母さんが出た
でもやっぱり言葉を聞き取ることが出来ない
もごもごふにゃふにゃわけのわからないことばかりを言う
もうなにがなんだかわからなくて「なんやねん!!わけわからんわ!!」って叫びつつケータイを切った
その後何度か母さんから着信があったが出なかった
どーせ何を言ってるかわからない
自分が急にひとりぼっちになった気がして行く宛もなく彷徨った
28:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:25:47.22 ID:INlaM/5V0
だけどとりあえず頼れる場所といえばもう警察しかないと思った
自分の記憶にある交番まで向かった
なんとか少し迷いながらも交番まで辿り着いた
この頃には少し冷静になっていて、周りの状況が把握できつつあった
まず、言語はやはり家族以外も違った
看板などに書いてある言葉、というか文字の羅列が俺には全く理解できなかったし、読めなかった
漢字や記号、カタカナが使われていたと思うが文字化けしたように意味不明な文字の羅列だった
价ィ箆嘛ェ囎椏キ頴
みたいな感じ(文字は適当)でよく見る漢字と日本じゃほとんど見たことないような漢字が使われていたように思う
29:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:29:13.16 ID:INlaM/5V0
外から覗くと警察官が一人暇そうにしていた
俺は少しだけ安心して中に入った
「すいません…あの…」
そういうと警察官は少し驚いたような顔をして俺を見つめた
そして何かを聞いてるような感じで話し出したんだけどやっぱりわからない
本当に外国に一人取り残された気分だった
言葉も通じない、いままでの記憶もあてにならない
急に心細くなってしまって警察官の前でいい年してわんわん泣いてしまったw
警察官はすごく焦ってたが、やがて紙とペンを渡された
何を書いたらいいかわからなかったがとにかく自分の名前を書いて自分を指さし、伝わってるかわからないがこれが俺の名前であるとジェスチャーで伝えた
30:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:32:10.83 ID:J6hoEwKR0
31:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:33:42.05 ID:C6t+7/Nb0
・読めない文字
この辺は絶対出てくる
32:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:36:22.97 ID:jQR1dZvqO
帰ったら読むぜ
33:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:36:58.34 ID:INlaM/5V0
読んでくれてる人いるんだね、うれしい!
異世界の話を最近になってまとめサイトではじめて読んだんだけど似てたから書いてみたんだ
俺が見たのは一つだけど他のも共通してる部分はあるのか
続き↓
俺の書いた言葉はわからないようだったけど、なんとなく理解してくれたようで警察官はどこかに電話をかけだした
もう自分がどうなるのか、俺の知ってる家族の元に帰れるのかそんなことばっかり考えていた
警察官は電話が終わると俺に向かってここで待ってろ、的なジェスチャーをして奥の部屋に行ってしまった
しばらくすると警察官がお茶とお菓子を持ってきてくれた
和菓子みたいな見たこともないものだったけど美味しかった
35:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:39:18.46 ID:INlaM/5V0
スーツでメガネかけてて身長の高いなんかちょっと怖そうな人だった
なにやら警察官と二人で話したあと、俺の腕を少し強引に引っ張って交番から連れ出した
交番の前に停めてあった紺色の車に俺をのせるとその男はしきりにいろんなところに電話をしている
あ、ちなみに電話はこちらとおなじでスマホの人が多かったな
そんなたくさん見たわけじゃないが、普通のスマホよりちょっと大きめだったと思う
タブレットみたいなのを持ってる人もいた
34:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:37:36.15 ID:J6hoEwKR0
普通の言語が違うのにパソコン用のプログラミング言語がおんなじわけないからサーバーとかも違ってて携帯繋がらんのじゃ無いのかなとおもうけど、異世界系は絶対あって欲しい
37:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:44:06.22 ID:INlaM/5V0
今考えたらそうだよね
だけど普通に繋がった
俺はdocomoで母さんのはも同じだった(こちらでは)
ただ、ここにいる間一日目でケータイの電源切れたんだけど、切れるまでに知らない番号から二回ほど着信があったよ
続き↓
話がそれたが、男は電話が終わると運転しながらちらりとこちらを見て、ごちゃごちゃと少し強めの語調で話しかけてきた
なんか怒られてるような気分になったが何言ってるかわからないから答えようがなかった
で、時間はわからなかったんだけど途中で眠ってしまったようで次に起こされたときは病院のようなところに着いていた
車から降りてその施設にはいると一室に連れて行かれ、50歳くらいの優しそうな医者らしき人から問診のようなものを受けた
俺を連れてきた男はその部屋には入ってこなかった
なにか聞かれてるのはわかってたけど答えられないから「わかりません」を繰り返していたとおもう
38:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:45:31.80 ID:INlaM/5V0
これは何?ってことだろうかと思い、「コップ」と書いた
医者はすこし難しい顔をしてさらに自分のメガネを外して指をさした
これも「メガネ」とかいて見せたが同じ反応。
その後何度かこのやり取りをしたが良い反応はなにもなく、医者は人を呼んで何か指示を出すような素振りを見せると俺をまた違う部屋へと連れて行った
その部屋にはベッドといくつか椅子がおいてあるだけの狭い部屋だった
ベッドは4つあって他に患者らしき男が1人いて、こちらをみつめていた
その医者は俺をベッドで寝るように促すと部屋を出ていったんだけど外側から鍵をかけられたのがわかった
ずーっと天井をみつめながら俺はどうなるんだろうとか考えてたらまた泣きそうになったけど他に人がいるから泣けなかった
なんで病院につれてこられたんだろう
やっぱり俺は頭がおかしくなったのか
40:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:47:49.18 ID:INlaM/5V0
脳に障害が出て急に言葉がわからなくなってしまったとか病気にかかったのかもしれないとか少し真剣に考えたが、じゃあ俺が知ってる言葉や記憶はなんなんだろうと思い出すともう頭の中がグチャグチャで今にも叫びだしそうだった
「おい」
ふと隣のベッドから声をかけられた
驚いてそっちを見ると先程じっと俺を見ていた頭に包帯をまいたオッサンだった
年は40前後かな、すこしガタイのいいヒゲ面のオッサン
「言葉わかるんか?」
!!
まさかの聞き慣れた言葉だった
「わかります!!」
めちゃくちゃ嬉しくてつい大声を出してしまった
でもそれくらい嬉しかった
また泣きそうになったがぐっと堪えた
39:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:45:59.16 ID:vsZg4vPu0
43:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:57:19.72 ID:INlaM/5V0
ありがとうございます!
続き↓
「いつきたん?」
「えっと、ここに連れてこられたのは今日です」
「いや、こっちの世界にきたのはいつや?」
そう言われてものすごく非現実的な言葉に違和感を感じたが、なるほどそう言う事かと無理矢理にも理解せざるを得なかった
「それも今日です」
「来たばっかりなんやな…それやったら帰れるかもしれへんな」
「あなたはいつ来られたんですか?」
「もう3ヶ月近く前やな。俺はもう帰られへんとおもう」
そう言ってオッサンはため息をついていた
41:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 17:51:10.72 ID:rE4rTBtO0
44:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:03:49.58 ID:INlaM/5V0
違うとも言えるしそうだとも言える
全部読んでもらえると嬉しい
続き↓
会話の詳細は雰囲気だからちがうがこんなかんじで話してた
オッサンからきいたはなしを簡単にまとめると、
・ここはどういう施設なのかわからない
・オッサンがここに来てから2人ほど俺と同じように連れてこられた人間がいて、同じように違う世界からきた奴だった
その人たちは数日するとどこかに連れて行かれた
・オッサンは元々は奈良に住んでいた
・ここの職員かはわからないがたまに言葉の通じる医者のような人間が来る
他にもいろいろ聞いたが重要なのはこのくらいかな
46:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:05:56.03 ID:INlaM/5V0
トイレと風呂以外は出れなかったし、部屋の出入りには必ず職員らしき誰かがついていた
めっちゃ怖かったのは毎日なんかよくわからない注射をされた
それはオッサンもされてた
なんの注射かオッサンに聞いてみたけどわからないって言われた
されたからといって別段なにも身体に変わりはなかったけど謎の薬を投与されるのはものすごい怖かった
45:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:05:47.42 ID:J6hoEwKR0
そういえば他にも異世界に現世界の人と会ったってゆうスレあったな
案外あっちにも人数いるかもな
47:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:08:49.77 ID:INlaM/5V0
そうかもしれない
現にオッサンは2人ほど見たし話したっていってた
続き↓
んで、5日ほどたった日、眠っていると部屋に人が入ってくる音で目が覚めた
見ると俺のベッドの前に白髪の少し小さいおじいさんがいた
白衣だったのでこの人もたぶん医者
けどなんとなく偉いんだろうなぁって雰囲気だった
おじいさんは無言で俺を手招きし、部屋を出ていった
俺は素直についていくと別室に連れて行かれた
「君の元いた場所はどこかな」
おじいさんがそう言った
また言葉がわかる人がいる事に驚いたがとにかく今は帰れるのかどうかがものすごく知りたかった
「えっと、兵庫県の○○です」
「そうか、○○か」
「はい」
「帰りたいだろう?」
「帰れるんですか?」
「君を帰してあげるよ。ただいくつか約束事がある」
50:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:12:13.93 ID:INlaM/5V0
・カメラやケータイでなにか写真やコチラの世界のものを残していないか。
・ここに来た事を話してもいいけれど存在自体を認めさせてはいけない(こう言われたけどあんまり意味がわからなかった)
・元の世界に帰れたらここに来てしまった場所(あの広場)には近づくな
・もし次に来てしまったらもう帰ることはできない
こんなことを言われたと思う。
なんでも約束しますと半泣きで誓った
すると、おじいさんはどこかへ電話をしてしばらく経つと別のスーツの割と若い人が来た
この人も話すことができた
51:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:13:14.38 ID:INlaM/5V0
これで帰れると喜んだがその奥で同じ部屋にいたオッサンになにも告げられなかったことを少し悔やんだ
車の中でその人に話を聞くことができた
この人はあの病院の人じゃないから詳しくはないけれどあのオッサンは病院に連れてこられるのがかなりおそかったようでおそらく帰れないだろうといってた
その人自身も元は俺と同じで別のところからこの世界に来たらしい
理由は聞けなかったが帰れなくなってしまったのだという
53:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:15:57.82 ID:INlaM/5V0
ただ、急激に車の中で眠くなったのを覚えてる
気がついたら爺ちゃんちの庭で寝てた
すっごく長くなってごめん
もうちょい続きがあるんだ
それはここでやっとタイトルに戻れたって事
54:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:16:45.26 ID:ng7qyzVt0
55:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:17:33.93 ID:INlaM/5V0
これだけだったら今まで書いたこと全部全部夢だったって思い込むことは無理矢理にでも出来たんだけどね、夢なんかじゃないって言い切れることが起きてたんだ
俺が爺ちゃんちの家の庭で目を覚まし、ちゃんと元の世界に戻ってきたって確認するために急いで爺ちゃん家に入った(今度は開いてた)
そしたら
ま た 爺 ち ゃ ん
生 き て た
57:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:19:06.99 ID:INlaM/5V0
うれしいです!
もっと釣りだ釣りだと言われると思ってました
続き↓
わかりやすく書くと
爺ちゃんが死んで、法要の為に爺ちゃん家にきた世界(はじめの世界)
↓
似ているけど風景、建物、言葉が違う世界(明らかな異世界)
↓
はじめの世界とほぼ同じだけど爺ちゃんが死ななかった世界(今いる世界)
ってことになるんだと思う
あれは絶対に夢なんかじゃないし、たしかに爺ちゃんは死んだんだ。
病院で息を引き取る瞬間も、棺桶に横たわる姿も、火葬場に入るところも見た。
骨だってこの手で拾った。
なのに今現在、爺ちゃんは生きてる。
58:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:20:58.44 ID:ng7qyzVt0
パラレルワールドとは、ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)を指す。
並行世界、並行宇宙、並行時空ともいう。
「異世界(異界)」、「魔界」、「四次元世界」などとは違い、パラレルワールドは我々の宇宙と同一の次元を持つ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/パラレルワールド
60:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:21:47.24 ID:INlaM/5V0
はじめにも書いたようにこんな話信じてもらえなくて当たり前だけど、誰かに聞いて欲しかったんだ
ここまで聞いてくれてありがとうございました
なにか質問あればこたえます!
61:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:22:41.77 ID:Ops0BQtI0
63:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:25:59.19 ID:INlaM/5V0
今のところ歴史がなにか変わってたりとかそーゆーので気づいたことはなにもないな
当然だけど爺ちゃんが死んだこととか葬式の日とか爺ちゃんの死を立証するものが綺麗さっぱり亡くなってるし、
爺ちゃんの死んだ日のことやその辺りで話したはずのことを家族は何も覚えていない
62:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:23:29.22 ID:wvn4vE6U0
なんにせよ、世界はここだけじゃないのかもな
64:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:29:07.55 ID:INlaM/5V0
おそらくそういうことなんだって理解するしかないんだよね
爺ちゃんは事故で死んだんだけど、その日にそこに行っていなかったみたいで、誰一人として俺の話を信じてくれない
まぁ当たり前だよねw
現に今爺ちゃんは田舎で元気に生きてる!
もうすぐ78才になるよーw
65:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:32:38.36 ID:EXcFxs3V0
この世界には存在しないのかな?
まぁいても秘匿されてるんだろうけどね
68:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:41:38.69 ID:INlaM/5V0
そうかもしれない
けっこうな山の中に不釣り合いなほど厳重そうな外観だった
71:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:44:04.74 ID:INlaM/5V0
俺も爺ちゃんが死んだ時はそう思った
だけどよく考えたら今からそう遠くない未来に爺ちゃんは死ぬんだって考えたら恐くてたまらないよ
でもそんなこといってももう戻れないわけだから、以前よりももっともっと爺ちゃんに孝行してやろうと思ってるw
来週も爺ちゃんちにいって畑仕事手伝う予定w
66:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:34:11.00 ID:wvn4vE6U0
一応この世界も>>1にとっては異世界ってことなんだよね?
68:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:41:38.69 ID:INlaM/5V0
それは…
あんまり考えないようにしてるんだけど、どっちが良かったって聞かれたら、断然元の世界が良かった
一度俺は爺ちゃんを亡くしてめちゃめちゃ悲しんで、葬式ではみっともないくらいに棺にすがりついて大声で泣くほど悲しんだんだ
だからやっと死を受け入れた頃にまた爺ちゃんが生きてる世界に来て、もう一度会えたことはすごく嬉しいんだけど、また同じようにいつか亡くなるわけだからそれがすごくすごく怖い
あんな思いをまたするくらいなら…って思うな
69:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:42:19.73 ID:j5FNQADF0
危害を加えようとする人がいなくて良かったね
地図みたいのは見なかったの?
73:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:50:58.03 ID:INlaM/5V0
施設にはいってからはずっとベッドの上にいて、それ以外の部屋とか読むものも何もなかったから地図や書物を見る機会は全くと言っていいほどなかったな
冷静になった今こうやって人に伝えるなら、もっともっとたくさんいろんなものを注意深く見とけばよかったと思う
74:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:54:42.91 ID:j5FNQADF0
失踪して爺ちゃんちで見つかって、その後変なとこ行っただとか、爺ちゃんは死んだはずだとか言ったら
頭おかしくなったと思われなかった?
病院とか連れていかれたりした?
爺ちゃんが生きてる以外で元の世界と違う事ってある?
78:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:59:25.10 ID:INlaM/5V0
俺が異世界に行ったとか爺ちゃんは死んだはずなのに!っていったらはじめは何言ってんのwwwwって笑ってたけどあまりにもいうものだからすんごい心配されたww
病院行こうかって言われだしてヤバイと思ってもう言わなくなった
普段俺はあんまり冗談とか言わないから余計ね
家族は家族に何も言わず朝に抜け出して俺が爺ちゃんちに行ったと思ってる
81:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:03:07.26 ID:INlaM/5V0
メールとかみなおしてみたんだけど、前の世界にいた時と何ら変わってないな
俺が送った覚えのあるメール
ばっかりだったし、友達と週末に約束してた内容もそのままで実際そいつと遊びに行くことになってた
ほんとに爺ちゃんに関することだけがすっぽりぬけてるんだ
例えば予定表に書いてたこととか。
70:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:43:21.68 ID:J6hoEwKR0
それとも体全体が入れ替わったのか?
そういえば携帯はどうなった?
73:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:50:58.03 ID:INlaM/5V0
それはちょっとどうなってるのかわからないんだけど、
俺がこっちに来た時爺ちゃんちにいたんだが、もともと爺ちゃんちにいった経緯として法要でいったわけだから家族は爺ちゃんちにいなかったんだ
家族がいうには当日の朝起きてこないとおもったらいなくてなぜか爺ちゃんちから帰ってきたって言われたよ
だからもしかしたら入れ替わってしまったのかな??
実家から爺ちゃんちまで車でも一時間以上かかるのに俺はどうやって一人できたのかw
75:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 18:54:54.60 ID:INlaM/5V0
帰ってきた日の当日に母さんからの着信があったことになってるけど、前にも書いたけどそのかかってきた時間だと俺のケータイは電池切れになってたから着歴は通知だけになるはずなんだよね
80:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:02:21.40 ID:J6hoEwKR0
もし残ってるなら糖質の可能性大
残ってなかったら釣りかガチ
84:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:07:21.93 ID:INlaM/5V0
すぐ確認した
けどマジで残ってなかったし、そんな覚えもないわ!アホちゃうかっていわれた
で、俺の履歴見せたんだけどしてないもんはしてない!
壊れとんのちゃうか!ってキレ気味にいわれたw
母さんも変わらず怖い
糖質っていわれても仕方ないくらい非現実的な話だよね
82:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:03:58.85 ID:rE4rTBtO0
それでも向こうに行くことはできないと言われてる まぁ話が人間の意識がらみのことだから、意識が高次元のなんちゃらとかだったらわからんけどね
しかし結局帰れなかったわけか まぁ宇宙は10^500個あるらしいからな 無理もない
85:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:08:14.45 ID:J6hoEwKR0
でも携帯の履歴が残ってたから多分だけど身体全体が転送した可能性が高いんじゃ...
88:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:11:37.54 ID:INlaM/5V0
そうなのか…
でも不思議だよね、こっちの世界との違いは爺ちゃんが生きてるってだけ
おっきな目線でみたらたったそれだけのことなのに違う世界があるってなると俺だけが死んだ世界、母さんだけが死んだ世界とか無限にあることになるんじゃないのかな
難しいことはわからないけどw
90:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:14:10.29 ID:INlaM/5V0
もともとこっちにいた俺と入れ変わったのならそれはそれで可哀想だよね。
だってなんの意味もわからないまま爺ちゃんは死んだじゃないのって言われるわけだし…
俺なら受け入れられないし悲しむこともできないかもしれない
爺ちゃんは車に轢かれて死んだんだよ
ちゃんと息を引き取るとこも見たよ
94:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:20:47.26 ID:rE4rTBtO0
どうなんだろうな 物質が別世界に飛ぶなら、それをさせるような何かしらの法則があることになる それはそれでwktkするけどな
ふと思ったけど、もしかしたら暗黒エネルギーは別宇宙からやってきてるのかもね
そしたら全宇宙でエネルギー保存則を成り立たせることもできる
……ないか
99:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:27:08.76 ID:INlaM/5V0
いや、今の世界にいた奴が俺が一番初めにいた世界と入れ変わったのなら言葉は通じるはずw
じゃないと俺が今言葉が通じてるのはおかしいしねw
入れ変わった奴は爺ちゃんが死んでる以外は変わらない世界に放り込まれただけってことになるんじゃないのかな?
89:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:14:03.02 ID:j5FNQADF0
ちょっと危険な目に合う人ってよくいるじゃん?
世界が違う事知っててよそものを排除しようとする人たちとか・・・
そういうのに会わなくて良かったよね
逆を言うと、親切な人に会う前にそういうのに始末されてしまって
誰にも気づかれないまま失踪扱いになってる人もいるんだろうなとも思う
92:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:18:16.36 ID:INlaM/5V0
あ、そのことで書き忘れたことがあった
最後に車に乗せてくれた人が車で言ってたことなんだけど、俺が異世界にいく前に一度かなりたくさんの人が紛れ込んだっていってた
その大半は帰ることができたらしいんだけど、いまでも戻ってない人がいるみたい
なぜなのか聞いたら言えないけど「してはいけないことをしたから返すことができない」っていっていた
危害を加えられることはなかった
ただあの注射は一体なんだったんだろ…
91:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:17:57.84 ID:J6hoEwKR0
んで4次元方向に少しずれるとこうやって世界を移動することになり少々の違いを感じるという状態になるのではと真面目に考えてみた
95:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:21:03.72 ID:INlaM/5V0
俺も同じ感じに考えてる
すごくわずかなズレだから他に変わってることがあっても気付かないレベルなのかもしれない
ただそれを立証できないのがつらいな
こっちの世界には爺ちゃんが現に生きてて死んだ証拠が何一つとしてないからね
93:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:20:31.69 ID:GsRhdSHG0
どこかの世界で婆ちゃんが生きてるなら会いたい
99:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:27:08.76 ID:INlaM/5V0
もし自分の意思であいにいけるとして、そっからおばあちゃんが死んだあとの世界に戻るときすごくつらいと思うよ…
戻れなかったら戻れないでまた死ぬ悲しみを味わうわけだしね
でももう会えないはずの爺ちゃんと話せることはすごくうれしいよ、素直にね
だからあとのことは考えないようにしてる
96:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:22:37.17 ID:PZv0eQw60
101:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:31:43.42 ID:INlaM/5V0
ややこしいので
①一番初めにいた世界
②完璧な異世界(施設がある)
③今俺がいる世界
として話をすると、
②だけ完全に異質なんだ
空も暗い、言葉も違う
だけど知ってる顔にも会ったし、知ってる建物もあった
なのに①と③はわずかなズレしかない
それがすごく謎なんだよね
104:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:35:27.68 ID:INlaM/5V0
具体的には教えてもらえなかったんだ
「聞いてどうするの」
っていわれたからね…
たしかにお菓子食べたからそれじゃないんだろうね
施設にいたオッサンがなんで帰れないのかもわからないままだしね
ただ、オッサンはなんで帰れないのかわかんないみたいだったよ
105:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:38:55.86 ID:J6hoEwKR0
んで時空のおっさんは人間じゃ無くてただのシステムらしいし
もしかしたら2個目の世界が作り出したシステムかもな...
107:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:41:49.10 ID:j5FNQADF0
帰れなくなった人が時空のおっさんをやってる説もあるよな
>>1の最後に車に乗せて行ってくれた人みたいに
106:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:41:00.80 ID:INlaM/5V0
②の世界はほんとに異質な雰囲気だった
まじでゲームの世界みたいな不気味な感じだった
システムだとしたらなんのためのシステムなんだろ
108:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:46:47.56 ID:J6hoEwKR0
異世界に迷い込んだ人を助けるようだろ、行ってからの時間が短ければ助けられる確立上がるみたいだし
109:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 19:52:40.00 ID:J6hoEwKR0
まず反物質と普通の物質の数がここまで違うのもおかしいから、主に反物質で構成されている世界があるんじゃないかと...
110:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 20:06:03.60 ID:rE4rTBtO0
111:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 20:09:01.64 ID:Ops0BQtI0
よく「飽きた」とかエレベーターとかあるが本当なのか?
113:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 20:17:17.01 ID:INlaM/5V0
なんか、最後に異世界に行ってしまった場所に近づくなって言われたし、やっぱり場所に関係ありそうだったけどどうなのかな…
帰れる保証があるならいいけどわけわからないままいくと不安と恐怖で一杯になるよ
119:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 21:00:53.24 ID:CAXGEhWu0
僕は良くないかもしれないけどあれは全部正しいことだと思う
『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)は、5pb.の同名ゲームソフトを原作とした日本のアニメ作品。
2011年4月から9月までテレビアニメが放送され、2013年4月20日に劇場版が公開された。
http://ja.wikipedia.org/wiki/STEINS;GATE
121:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 21:08:48.63 ID:INlaM/5V0
シュタインズゲートは途中までしか見てないんだけど、
あれって時間を遡るアニメじゃなかったっけ?
122:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 21:09:25.28 ID:ZSNEcGIc0
俺もこの世界から消えて異世界に行きたい
134:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 23:38:20.17 ID:F0AtlJTS0
異世界系の話はやっぱ興味惹かれるんだよな~
楽しかったよ㌧
145:名も無き被検体774号+:2014/03/11(火) 08:04:55.02 ID:PkHj+9FzI
行ってしまったら絶対楽しめないんだろうけどww
132:名も無き被検体774号+:2014/03/10(月) 23:13:57.77 ID:qutcA+fK0
引用元:異世界から元に戻れなくなった話