- ※田舎の村で幼女と知り合ったシリーズ
- ・田舎の村で幼女と知り合ったwwwwwwwwww 前編
- ・田舎の村で幼女と知り合ったwwwwwwwwww 後編
192:1:2011/06/22(水) 18:34:58.01 ID:9P+dgoOx0
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みんなごめんよー!
正直まさかこのスレ残ってるって思わなかったよ…
ここまで保守してくれた人に感謝して、続けるよ!
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193:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 18:35:47.93 ID:/vcDfv5q0
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>>192
はやくしろや
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194:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 18:36:03.75 ID:IJxIZv280
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|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o ヾ
|―u' ④ <コトッ
| ミ ピャッ!
| ④
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195:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 18:36:27.71 ID:i6fDrMBJ0
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なんというひぐらし
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196:1:2011/06/22(水) 18:40:21.64 ID:9P+dgoOx0
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私はもう何にも驚かなくなった。
ここには児童ポルノも、その元凶のロリコンもペドフィリアも存在しないのだ。
雛は幅五センチほどの細長い布切れを自らの股間にあてがい、腰にぐるりと巻き付けた。
「ここ、ひっぱって」
雛の小さな柔らかい尻から垂れる紐のような布を掴み、力一杯に引っ張った。
これくらいやらないと、途中で取れてしまうと思った。
股間から鈍い音がして、雛は小さな悲鳴をあげて蹲った。
少し強すぎたかと頭を掻く私をよそに、雛は立ち上がって器用に尻の部分を結んだ。
僅かに涙を浮かべていたが、もう慣れっこだ、という顔をしていた。
雛の大事な所を覆うはずの褌は余りに頼りなく、その全てを守りきれていなかった。
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197:1:2011/06/22(水) 18:42:38.05 ID:9P+dgoOx0
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この河原から目的地である祠までは、およそ五十メートル。
普通に泳いだらすぐに到達出来そうだが、そこには激しい水流と、高さ八メートルほどの滝が控えている。
「神聖な姿」になった雛は、川原で準備体操を始めた。
稜線に日が沈んでから既に三十分ほど経った。
周りは徐々に闇が迫り、冷たい風が山から吹き下ろされる。
それは雛の華奢な裸体にも容赦なく打ち付けていたはずだが、何くわぬ顔で体操を続けていた。
身体の柔らかさを存分に私に見せつけた雛は上流を指差して、あそこで待っててと言った。
よく見ると、激流の淵には確かに踏み跡が続いており、それを辿れば身体を濡らさずとも祠まで辿り着けるようだ。
雛は川に足を入れた。小さなうめき声をあげつつ、深みへと進んでいった。
その水の冷たさは、頬に当たる水しぶきだけで充分に想像できた。
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198:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 18:42:40.95 ID:NDFFNv4DO
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待ってました!
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199:1:2011/06/22(水) 18:45:06.58 ID:9P+dgoOx0
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みるみるうちに、雛の身体は水中に洗われていった。
雛が一旦河原に戻った時には、何とか褌で隠せていた幼女の恥部も、
いよいよ透けてうっすら見えてしまっていた。
身体を水に慣らした雛は再び流れに入り、足の着かない所まで来るとクロールを始めた。
私は祠へ向かう踏み跡を進んで、少し先の地点から川を見下ろした。
水流は懸命に泳ぐ小さな体を、淡々と押し戻していた。
一分間に五メートルも進めていないように思えた。
それでも数分後には、最初の激流を乗り越えたようで、流れが緩くなっているところをすいすいと進んでいく。
ただ無心に泳いでいるようで、その顔には表情が感じられなかった。
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200:1:2011/06/22(水) 18:47:57.34 ID:9P+dgoOx0
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私が歩いているこの踏み跡も、滝に近づくにつれ不明瞭になり、
踏み外せばそのまま淵に転落するという状況になってきた。
しかし、見下ろす川はそれ以上に険しさを増していた。
雛は幾重にも連なる岩にしがみついて、全身に飛沫を浴びながらよじ登っている。
滝壺の直下に控える大岩を登る際には、手よりも高い位置にある窪みに足を引っ掛け、
アクロバティックな大開脚をしつつ、蜘蛛のような動きをしている。
滑り落ちれば全身を岩に打ち付け、もちろん流血程度では済まされない。
雛の体勢は、あまりに危なっかしかった。
私は自らの状況への恐怖も相まって、何度も叫び声を上げた。
雛の恥ずかしい姿勢や格好を見ても、何も思わなかった。
雛の割れ目どころか、その中にある濃いピンクの「聖なる部分」までもが
濡れた一枚の布を透かして見えてしまっていても、である。
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201:1:2011/06/22(水) 18:50:14.96 ID:9P+dgoOx0
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滝壺まで辿り着けば、立ちはだかる障害はもう滝だけだ。
滝を登りきるとそこに祠があり、静かに下流を見つめている。
雛は滝壺を泳いで、ついに滝の直下まで至った。
落下する水が裸の少女を殴り付ける。
夕暮れの中で私は、雛の顔が歪んだことに気付いた。
滝の両岸はオーバーハングしており、取り付くことすら出来ない。
登れる場所といえば、水が落ちている部分だけだった。
そこを、雛は持てる力を振り絞り、滝の圧力を全身に受けよじ登っている。
それは滝行……それ以上の苦行に思えた。
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202:1:2011/06/22(水) 18:55:35.88 ID:9P+dgoOx0
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どうにか安全な所まで進めた私は、刹那、落下音を聞いた。
恐る恐る覗いてみると、滝壺に雛がひっくり返っていた。
滝の真ん中辺りまでは耐えられたが、力尽きてしまったらしい。
それでもすぐに再び岩に取り付き、少女はよじ登っていた。
私はとうとう見ていられなくなって、平穏を取り戻した踏み跡を祠まで進み、そこで待つことにした。
あれほどの川の荒ぶり様も、滝から上流では小川のせせらぎのような緩やかな流れであった。
そして古い祠に彫ってあった文字は、「水流神」。
私は無性に腹立たしさを覚えた。
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204:1:2011/06/22(水) 18:59:05.69 ID:9P+dgoOx0
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五分経ち、十分経つ。
いよいよ暗闇が辺りを覆う頃に、もう一度落下音を聞いた。
きりきり痛む胸を押さえて待っていると、二十分後、せせらぎの中に雛の喘ぎ声が聞こえた。
小さな手、次いで小さな足、冷たさで真っ赤になった小さな体が岩影から現れた。
ついに登りきった雛は、よろよろと祠に近づいた。
手を合わせるだけの神事を済ませると、そのまましゃくり始めた。
その手はがたがたと震えていた。
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205:1:2011/06/22(水) 19:01:41.46 ID:9P+dgoOx0
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暗くてよく判らなかったが、あんなに強く締めた褌もほどけてしまい、だらしなく腰から後ろに延びていた。
幼い割れ目もすっかり露になって、再びつるつるの生まれたままの姿になっていた。
雛の褌の、膣や肛門が当たっていた部分には黄色や茶色の滲みがあり、
一生懸命よじ登るときに気づかず漏らしてしまっていたようだ。
また、落ちた際に腿や腕の辺りをぶつけたらしく、青あざや血が方々から滲んでいた。
雛は濡れた身体のまま私に抱き付き、ただ泣いていた。
身体が芯まで冷えており、全身が小刻みに震えていた。
私まで泣きそうになった。
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206:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 19:04:24.71 ID:/vcDfv5q0
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雛と村から逃げる訳か
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207:1:2011/06/22(水) 19:04:27.37 ID:9P+dgoOx0
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河原まで踏み跡を戻るときには、すっかり辺りは闇だった。
裸ん坊の雛の先導のおかげで、私は震える足に耐えて、どうにか川へ落ちずに済んだ。
私が懐中電灯で照らす中、雛はずぶ濡れの褌と、
汗と泥と排泄物とで汚れたパンツをビニール袋に入れた。
代わりに綺麗な真っ白のパンツをリュックから取り出して足をくぐらせ、服を着て靴下も穿いた。
最後に上流に向かって一礼して、私たちは河原を去った。
暗がりの中に、流れの音だけがいつまでも響いていた。
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208:1:2011/06/22(水) 19:07:08.37 ID:9P+dgoOx0
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ホントはここまで続けて一旦切る予定だったんだ…
ここから先は、エロ続きだからね
続けるよ!
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209: 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/06/22(水) 19:07:20.44 ID:wjSitxMf0
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期待
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210: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/06/22(水) 19:10:11.52 ID:kAun9mnq0
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期待!
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211:1:2011/06/22(水) 19:11:36.14 ID:9P+dgoOx0
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懐中電灯が照らす夜の山道を抜けて、民宿にたどり着いた時には、私は心身ともに疲れきっていた。
薄暗い部屋には蒲団が敷いてあった。色褪せた案内書には、
「自分で敷いてくれ」とあったが、どうやら特別サービスらしい。有り難い。
ごろんと横になり、今にも蒲団の海に沈没しそうになったとき、襖が開く。
「ごはんだよ」
いきなり入ってきた雛はそう告げ、それでも起きようとしない私を見る。
「おなかすいてないの?」
「……いいから、寝かせてくれよ」
「でも、さゆりちゃんもきてるよ」
面倒な約束などするものではない。私はとぼとぼ階下の食堂に向かった。
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212:1:2011/06/22(水) 19:14:48.66 ID:9P+dgoOx0
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相も変わらず懐かしい食卓に並ぶ今日の夕食は、ハンバーグだ。
私の向かい側には正座で行儀の良い雛の姿、そして対角の位置に小百合が坐っていた。
「すいません。こんなごちそう、いただいちゃって……」
「いいのよ小百合ちゃん、いつもお母さんにはお世話になってるから」
「いただきまーす」
女性三人に男一人の食卓は、何となく気まずい。
気がつくとみんな黙り込んでいた。
横に坐っていた母親が、その沈黙を裂いて問うてきた。
「どうでした、水流神。面白くないでしょう?」
「いや……なんか色々、何というか、改めてここは凄いところだな、と」
「橋から見られたんですか?」
「あれ……橋なんて有りました?」
「でも泳いだんですよね、雛は」
「ええ、河原から」
母親は顔をしかめた。
雛は肩をすくめ、小百合が苦笑した。
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213: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/06/22(水) 19:16:35.12 ID:kAun9mnq0
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え?え?
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214:1:2011/06/22(水) 19:18:16.54 ID:9P+dgoOx0
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「ひな」
「……ごめんなさい」
「橋から始めなさいといったでしょう。また飛び降りられなかったの?」
「……」
「怖かったの? 雛ちゃん」
「……うん」
「今度は私もついていこうかしら」
「こんどから……ちゃんとやるから……」
鼻を赤らめ、雛は今にも泣き出しそうだった。どうやら泣き虫さんのようだ。
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215:1:2011/06/22(水) 19:20:56.36 ID:9P+dgoOx0
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「あの……橋から飛び降りるって?」
女将に訊いたつもりだが、答えたのは小百合だった。
「おじさんと雛ちゃんがいた河原からちょっと川を下ると、吊り橋がかかってて、
その下が深くなってるから、みんなあそこから飛び込んで『おやしろ』まで泳ぐんです。
でもあの橋、すっごく高くて怖くて、わたしだって足がすくんじゃって飛び込めないこともあるから……
雛ちゃんはまだちっちゃいから、ね」
「うん」
「女将さん。橋の高さって、どのくらいですか?」
「大体十メートルってとこじゃないでしょうか。
もう八歳にもなるのに、雛はまだ一度も飛び降りられなくて……
でも、滝は登れるようになりましたけれどね」
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夕飯食べてくる
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216: 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/06/22(水) 19:24:10.52 ID:kAun9mnq0
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行ってら
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217:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 19:25:52.80 ID:ij1bRxJiO
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絵があるからなのか、出来の良い映画を観てる気分だ
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219:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 19:30:59.16 ID:fDQNNbzZ0
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エロ展開あるのか
個人的には清楚に終わってほしいが
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221:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 19:36:58.81 ID:Ohz5mpNWP
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エロがあると清楚じゃないわけでもない
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225:1:2011/06/22(水) 19:48:49.94 ID:Psfag2HN0
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この母親の話を聞いて、私はパプアニューギニアか何処かの大人の儀式を思い出した。
それは自分で縄を編み、その縄を使いバンジージャンプをするというものだ。
度胸や、洞察力などがそこで試されるらしい。
失敗して怪我をするものも多いというが、成功すればそれで晴れて大人の仲間入りである。
この村の神事は、危険度はそれとさほど変わらないのに、小学生のあいだは何度も繰り返さなくてはならないというのだ。
思わず顔が歪んだ。
「雛ちゃん、今度はわたしがついてってあげるよ」
「ほんとに?」
母親とはまるで違う反応を見せた。ふたりは、まるで仲の良い姉妹みたいだった。
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226:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 19:53:48.61 ID:kAun9mnq0
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最初はお母さんか。
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227:1:2011/06/22(水) 19:53:50.68 ID:Psfag2HN0
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食事が終わると、雛と小百合は台所に皿を運び、仲良く並んで食器を洗っていた。
私は何だか申し訳ない気分になり、手伝いたいと二人に言うと、雛がけたけたと笑った。
「だっておにいちゃんは、『おきゃくさま』でしょ? えへへ、ごゆっくり!」
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228:1:2011/06/22(水) 19:57:57.32 ID:Psfag2HN0
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私は小百合を部屋に招いた。
雛も私たちと一緒にしていたそうだったが、母の「宿題」の声で慌てて自分の部屋に戻っていった。
「雛ちゃんの宿題が、終わるまでですね」
「分かってるじゃない、小百合ちゃん」
「だって、雛ちゃんに聞かせたくないんでしょ?」
「まあね。でも、宿題なんてすぐ終わっちゃうんじゃないの」
「大丈夫です。うちの小学校、宿題すごく多いから」
村から出たことの無い子供のはずなのに、この少女はなんだか色々な事を知っている。
「おじさん、村の外って、どうなってるんですか?」
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230:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 19:59:58.34 ID:/2w5ZiYL0
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小百合ちゃんお姉ちゃんいそう
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231:1:2011/06/22(水) 20:02:07.89 ID:Psfag2HN0
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「その前に質問させて。君はいろいろ知ってるようだけど、それはなんで?」
「わたし……本を読んでるんです」
「本を読んでるから、なの?」
「わたしのお父さんは、むかし『トショカン』って所で働いてたんです。それは、本がいっぱいある建物だって聞きました。
この村にも昔はあったみたいなんですが、いまは無くなってしまいました。
でもお父さんは、トショカンが無くなるときにこっそり本を持ち出して、うちの床下に沢山しまったんです。
わたしが三年だったときに、かくれんぼをしててたまたまそれを見つけました。
それから、お母さんとかに見つからないようにその本を少しずつ読みました。
そこで、図鑑って大きな本を見たとき、とってもびっくりしたんです。
この村に無いものが、この村の外にはたくさんあるって……」
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232:1:2011/06/22(水) 20:07:33.55 ID:Psfag2HN0
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「なるほど、そりゃ君しか知らないわけだ」
「村の外が、ずっと気になってしょうがなくて……」
「でも、どうせあと二年で外に出るじゃない」
「二年も待てない。教えて、おじさん」
「あのね、図鑑に載ってないことだって、村の外には沢山あるんだよ。悪いことも、たくさん。
たとえば人間の『しがらみ』とかね」
「しがらみって、何ですか?」
「面倒くさいこと、どうしようもないこと。この村に居る限りは、多分わからない」
「……悪いことなら、知らないほうが良いと思います」
「ところがそうとも限らないんだ。人間そう簡単にはいかないんだよ」
私はこんな偉そうな説教が出来るような人だろうかと、言っていて少し可笑しくなった。
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234:1:2011/06/22(水) 20:10:21.03 ID:Psfag2HN0
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小百合は首をかしげている。この子もなかなかの美少女である。
突然、あらぬ欲望が体の中を巡った。
悪い事を、この少女に教えたくなってきたのだ。
「そう。だって悪い事を知らないと、善悪の判断が出来ないだろう?」
「ぜんあくの、はんだん……?」
「善悪の判断が出来る人間は、いい人間だよ」
「いい人間ですか?」
「それならひとつ、悪い事を教えてあげようか。外に出たら――役立つかも」
初めは視線を彷徨わせていた小百合だったが、やがて頷いた。
気付かずに秘めていた悪魔が、私のこころを支配する。
こんなことが役に立つはずも無いのに。
「小百合ちゃん、着てるもの全部脱ぎな」
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235:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 20:12:42.53 ID:8OFcuRpF0
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エロ展開ktkr
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236:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 20:13:07.34 ID:/2w5ZiYL0
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唐突にエロ始まったwwwwwwwwww
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001P9KWDK/azu0811-22/
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237:1:2011/06/22(水) 20:15:59.54 ID:Psfag2HN0
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少女の顔に改めて動揺の色が浮かぶ。
何か言いたげだったが、それでも小百合は着ていたチェックのシャツに手をかけた。
そしてためらいつつも下着姿になった。
白いパンツ一枚を身に着けたその体は、わずかに大人の気配を忍ばせていた。
胸はまだまだ未発達だったが、それでもふくらみの気配、
まさにこれから成長してゆきそうな美しい乳首を持っていた。
私はパンツも脱ぐように言った。
私の理性は、闇の彼方に消えていた。
小百合はとても良く出来た子だったが、やはり村の子だ。
果たして、少女は脱いだ。
「かわいい体だね」
少女の股間は、肌色の中に僅かに黒さを見せていた。初潮はもう終わっているらしい。
生えかけの下の毛に、私は興奮した。
ズボンの中のサオがうなりをあげた。
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238:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 20:17:56.56 ID:9BuzKRAl0
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なんか村から帰れなくなりそうな
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239:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 20:18:01.11 ID:8OFcuRpF0
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5年生で下の毛だと?
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240:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 20:21:27.03 ID:Ohz5mpNWP
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さすが布団で編み出された展開である。
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241:1:2011/06/22(水) 20:21:59.97 ID:Psfag2HN0
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ザックからカメラを取り出して、私は小百合の裸体を撮影した。
小百合はカメラに興味を示し、私の要求によく従ってくれた。
ブリッジ、開脚、倒立、前屈、その他様々なポーズをさせて、その都度レンズを向けた。
すこし顔を赤らめているところを見ると、それでもまったく羞恥がない訳では無いらしい。
当たり前なのに、それが私には嬉しかった。
「小百合ちゃん、俺の手を君の割れ目につっこませて」
まったく勢いで口にすると、小百合は下を向いてますます顔を赤らめた。
その顔に私は鼻息を一層荒くする。
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243:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 20:26:58.39 ID:TNbkiCfW0
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これって>>1が東京だと処罰の対象になるん?
取りあえず、絵がないのはイカンな
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245:1:2011/06/22(水) 20:30:57.16 ID:Psfag2HN0
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>>243
ヒャッハー!東京だよ、多摩だよwww
石原先生許してください…
絵がないのは、「読者の妄想力を掻き立てるため」
…でなく、エロ構図が破滅的に描けないんだよ///
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250:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 20:38:40.00 ID:dMr97pFQ0
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>>245
まさかの多摩かよwwww一緒だとは思わなかったぜ
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244:1:2011/06/22(水) 20:28:04.65 ID:Psfag2HN0
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「え、そ、それは、ちょっと……」
「いいよいいよ。小百合ちゃんすっごく可愛いから」
我慢できずに手を伸ばす。指先が股間に触れた。
凄く柔らかかった。
「で、でも、わたし、せ、生理が、来ちゃいそうで……」
まだ始まったばかりで不定期な生理の周期が、幸運にも小百合にやってきた、というのだ。
その言葉で私は我に返った。
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247:1:2011/06/22(水) 20:34:03.35 ID:Psfag2HN0
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途端に身体中の熱が冷めて、手を小百合の身体から離した。
破裂寸前だったサオも、あっという間に萎れてしまった。
いま思い返すと、小百合のこの発言は嘘だったのかもしれない。
「……そうだね。ごめん。本当にごめん。こんなことをしちゃいけないんだ」
「あ、ありがとうございます……」
「これが悪い事なんだ。俺は悪い事をしたんだ。俺はなんて事をしたんだ……」
軽い足音ののち、襖が開いた。
雛が大きな目を更に大きくさせる。その日の宿題は少なかった。
「さ、さゆりちゃん……?」
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248:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 20:34:15.04 ID:IJxIZv280
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隣室で大声で歌っててごめんね
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251:1:2011/06/22(水) 20:43:10.61 ID:Psfag2HN0
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「……」
「……さゆりちゃん。なんではだかなの?」
「へへ……。おじさんに、『悪い事』を教えてもらってたんだ」
「わるいこと? わるいことをおしえてもらったの?」
「うん、そうだよ。雛ちゃんも教えてもらったら?」
「……? なんで、わるいことをおそわるの?」
「その方が良い人間になれるんだって」
雛はきょとんとしている。
小百合は何事も無かったように服を着た。
私は震える手で、カメラのデータを消去した。
八畳間に歪んだ空気が漂う。
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マジで絵とか上げても大丈夫なのかな…
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253:1:2011/06/22(水) 20:48:13.33 ID:Psfag2HN0
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「ねえ雛ちゃん、雛ちゃんの部屋であそぼっか」
「う、うん」
小百合は立ち上がり、ほぼ無表情で私のほうを振り向いた。
「……ありがとうございました。色々分かりました」
ぺこりと礼をして、雛と一緒に部屋を出て行った。
結局村の外について具体的なことを何一つ教えなかったのに、小百合はあんな事を言った。
私のあの行動で、分かってしまったのかもしれない。
強がりなんかではないだろう。
しばらくすると、雛が一人で部屋に入ってきた。
「さゆりちゃん、かえっちゃった」
「俺のこと、なんか言ってた?」
「ううん、なんにもいわなかったよ。でも、ちょっとないてたみたい」
「……そりゃそうだよなあ」
彼女は、羞恥の概念を僅かながら持っていた。
多分、あんなことをした私が嫌いになったのだ。当たり前過ぎることだ。
「ねえ、おにいちゃん。さゆりちゃんになにしたの?」
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255:1:2011/06/22(水) 20:55:40.84 ID:Psfag2HN0
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私は咄嗟にザックの中にあったチョコレートを渡した。
雛はチョコというものを見たことが無いらしく、不思議そうにその茶色い固形物を眺める。
そしてそれを口に入れると、きらきらと目が輝いた。これで今の発言は忘れただろう。
「あまーい!」
「そうかい。それはチョコレートって云うんだ」
「ちょこれえと……チョコレート!」
「おいしいか」
「おいしい! ありがとうおにいちゃん!」
こんなことで好いてくれる幼い雛が、今はなおさら可愛くて、愛くるしかった。
階下からの母親の声で、雛は部屋から出て行った。
小百合の発達しかけた身体は、私の脳裏に鮮明に焼きついていた。
心はいくら後悔していても、体は少女の柔らかい感触を覚えていた。
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258:1:2011/06/22(水) 21:01:41.34 ID:Psfag2HN0
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ズシリと重い気分に任せ布団に倒れこむ。
相変わらずテレビはまともに映さない。
ザックから携帯電話を取り出し電源を付けてみたら、画面に示された時間は紛れもない現在だった。
愚かなことに充電器を持ってこなかった私は、どうせ電波が届かないだろうと電源を消していた。
しかしいざ付けてみると、アンテナ表示はゼロと圏外を繰り返した。
現代との繋がりが僅かだが確認できたことと、電波に定評のあるドコモの携帯に感謝した。
早速友人にメールで報告しようと思ったら圏外になり、それからその表示が変わることは無かった。
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257:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 20:58:06.72 ID:OtCiWow60
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カカオ79%は甘くないと思うぞwww
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259:1:2011/06/22(水) 21:06:15.96 ID:Psfag2HN0
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しばらくデータを眺めていると、下の方から軽い足音が近付いてきた。
小百合はともかく雛には携帯を見せない方が良い、と直感した私は慌てて掌で携帯を覆った。
しかし隠す間も無く襖が空き、雛が笑顔で走り寄ってきた。
チョコレートの効果は適面だった。
「おふろ!」
いきなり私に抱き付いてくる。完全に懐かれたようだ。困惑する私をよそにはしゃいでいた。
抱きつかれた拍子に、手から携帯電話が転げ落ちた。雛が大きな目をぱちくりさせる。
「おにいちゃん、これなに?」
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>>257
そうなのかあ。チョコあんまり食わんから分からんかったw
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260:1:2011/06/22(水) 21:09:41.29 ID:Psfag2HN0
-
「うう……ここでは使えない物だよ」
「なににつかうの?」
「……電話」
「えー、あれがないよ! ほら、じーこじーこが!」
「ダイヤル? そんなものないよ」
「ねえ、つかってみてー」
「じゃあ、風呂にでも入るかな」
「つかってよう」
「だから使えないんだって」
ふくれる雛を部屋の外に追い出し、携帯やカメラを古びた金庫に入れて、着替えを持って部屋を出た。
「さてと、お風呂はどちらかな?」
「そとだよ」
「外なの?」
「へへ、ごあんないします!」
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261:1:2011/06/22(水) 21:11:47.24 ID:Psfag2HN0
-
--
リアル風呂に入ってくるZE!
あと、多分これ朝までかかると思うよー
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264:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 21:26:08.93 ID:ECTRi0iN0
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こういう集落だとアルビノが発症し易いので、金髪少女の登場を期待する
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266:1:2011/06/22(水) 21:37:16.69 ID:edI8LV140
-
露天風呂とは、なかなか良い趣向である。
色々と疲れたこの身体を癒して、ゆっくり休もうではないか。明日は村を出るつもりだ。
廊下を進んで階段まで歩いたとき、雛がおもむろに脇のドアを開けた。
はて、と中を覗くと、古めかしい、しかし可愛らしい女の子の部屋があった。
ぬいぐるみや人形がいくつか置いてあり、部屋全体が暖色系で統一されている。
本棚には平仮名の児童書に混ざって漢字ばかりの分厚い本が何冊もあったが、
学校を見てきた私には少しも不思議に思わなかった。
雛は自分のパジャマを探しているらしい。
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267:1:2011/06/22(水) 21:41:04.32 ID:edI8LV140
-
「おにいちゃん。そこから、ひなのぱんつとって」
私は再び自分が狂っていくのを感じながらも、目の前の引き出しを開けた。
真っ白な子供用パンツが綺麗に丸められて、数枚きっちり収まっていた。
そこから一枚つまみあげ、それを握っていると、何処かが熱くなる心地がした。
パンツを受け取った雛に恥ずかしさや動揺は、やはり見られなかった。私は訊いた。
「男女は別れてるよね、もちろん」
「わかれてるって?」
「だから、トイレみたいに男と女で二つあるってことだよ。そうだろ?」
「――おふろはひとつだよ?」
私は、またも禁断の世界に引き込まれていく。
幼女と一緒に風呂に入ることに魅力を感じる私が、頭上で笑っている。
「雛は、俺と風呂に……入りたいのか?」
「だめなの?」
「……そんなこと、ないよ。一緒に入ろう」
雛は笑う。私も笑った。
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273:1:2011/06/22(水) 21:51:30.80 ID:edI8LV140
-
浴場は確かに外にあった。
しかし雛がお風呂と指差したその建物は、民宿の裏にあるひび割れたコンクリートの小屋で、
実に不気味なものだった。中に入っても、真っ暗で何も見えない。
雛が背伸びをしてスイッチを入れると、一本きりの蛍光灯が寂しく狭い浴場を照らした。
浴槽に張られた湯はやや白濁しており、ほのかな匂いがした。
素晴しい、この村は誰も知らない秘密の温泉郷でもあったのだ。
さらに脱衣所が浴場と一体となっており、まるで温泉街の共同浴場のようである。
これに毎日入れる雛が、正直羨ましく思えた。
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278:1:2011/06/22(水) 21:59:05.56 ID:edI8LV140
-
すのこが敷いてある脱衣スペースで、雛は何の恥じらいもなくスカートを脱ぐ。
あっという間に下着一枚になった雛は、服を綺麗に畳んでかごに入れた。
そうしてパンツもするりと脱いでしまい、浴槽に向かった。
あんなひょろひょろの身体のどこに、超人的な筋肉が潜んでいるのだろう。
私も着ているものを脱いで、隣のかごに入れた。
むしろ私のほうが脱ぐのに躊躇した。
雛のかごには脱ぎっぱなしの白いパンツがあり、その股の当たる部分は、やはり黄土色の染みが僅かについていた。
どうやら何もしなくても、少しずつ分泌液がでてしまっているみたいだ。
子供だから代謝も激しいのだろうし、括約筋もまだゆるいのかもしれない。
それを一瞬手にとろうとした私がいたが、湯船につかって気持ちよさそうに顔をほころばす雛を見て、
どうにかこの時は理性が行使された。
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276:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 21:54:48.63 ID:/2w5ZiYL0
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なんで朝までかかるのか
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279:1:2011/06/22(水) 22:02:09.58 ID:edI8LV140
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私も裸になる。
雛がこちらをまじまじと見つめてくるものだから、堪ったものではない。
よほど成人男性の裸体、特にその陰部を見る機会がないのだろう。
いたいけな幼女に私の黒ずんだ陰部を見られているこのシチュエーションに、
私の神経はいよいよおかしくなりはじめた。
案の定、股間が徐々に熱くなる。
それを隠すように、プラスチックの手桶を手に取り体を流した。
「おにいちゃん」
「なんだよ」
「おにいちゃんのおちん●ん、おっきいね」
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>>276
だからクッソ長いんだって!
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284:以下、名無しに代わりましてVIPがお送りします:2011/06/22(水) 22:15:35.48 ID:THtEh/S10
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絵が上手くなってないか?
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285:1:2011/06/22(水) 22:17:27.73 ID:edI8LV140
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私は噴き出した。自分の耳を疑った。
「な、な、何言ってるん」
「ねえ、みせて」
雛は身体を乗り出し、私から手桶を取り上げる。露になったサオがたちまち反りたった。
「うわあ、おおきくなった。おもしろーい!」
公開処刑だ。私は絶望感に泣きそうになった。
「おにいちゃん、そんなやなの?」
「……いい気分じゃないよ」
「じゃあこれが、かけっこのばつゲーム!」
限界まで勃ち上がる私のサオを、雛はけらけら笑って凝視していた。まるで悪魔だ。
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286:1:2011/06/22(水) 22:19:32.39 ID:edI8LV140
-
「雛ちゃん、女の子でしょ。なんでこんなこと……」
「だって、ひな、ついてないもん」
そう言って、雛は湯船の中で自分の割れ目を撫でている。
「なんでひなには、おちん●んついてないの?」
羞恥心が欠落した少女は、興味本位でこんな事も平気で言えるのだ
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288:1:2011/06/22(水) 22:31:03.20 ID:edI8LV140
-
湯船につかると二日分の疲れがどっと出たらしく、しばらく意識が飛んでしまっていた。
気がつくと、洗い場で雛が頭を洗っている。先程の恥ずかしさは薄まっていた。
「すごいね、雛ちゃん」
「なにが?」
「普通の小学生は、雛ちゃんみたいにあんな川で泳いだりしない」
「……ひな、ふつうじゃないの?」
言って私は後悔した。二日もこの村にいて、未だこの村の「普通」を理解していなかった。
村を取り囲む深い山の向こう側の物差しで事を測るのは、まったく不適切なのだ。
しかし、同じ湯船に浸かる雛の顔はあまりに穢れなく、村を出たときに体験するであろう事態に
堪えられるのかが甚だ疑問であった。心配だったのだ。
「いや、うん。村を出れば色々と分かる」
「ひなの村って、ふつうじゃないの?」
いきなり核心を突いてきたので、私は狼狽した。どう答えれば良いのだろう。
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289:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 22:31:07.57 ID:/2w5ZiYL0
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>>1は1000円ぐらいのロリ同人ゲーのシナリオ書ける才能あるな
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295:1:2011/06/22(水) 22:40:45.69 ID:edI8LV140
-
「……雛ちゃんは、それを思うにはまだ若すぎる」
「?」
二学年上の小百合の顔が、浮かんで消えた。
私が敢えて分かりづらい言い回しをしたが為に、子供の疑問は無限大に拡がっていく。
「おにいちゃん、おしえてよ。ひなの村って、へんなの?」
「――さっき電車を知らないって言ってたけど、雛ちゃんは車を知ってるの?」
「うん、いちどだけ見たことあるよ。すごくおっきかった」
「それはどこで? この村に車なんて無いよね」
「……おかあさんにいわない?」
「何、なんかいけない事でもしたのかい?」
「うん……あのね、まえに先生がね、『くるま』を見せてやるって、
わたしとけんたを村のはずれまでつれてってくれたの」
「けんた……って、あの幅跳びで雛に負けた男の子か?」
「そうだよ」
-
297:1:2011/06/22(水) 22:48:25.36 ID:edI8LV140
-
「それで?」
「おかあさんやみんなには、あそこはいっちゃダメって言われてたんだけど、
いってみたかったの。だから、うれしかった」
「村の外れに、車があったの?」
「うん。『くるま』がつみきみたいになってた」
「積木……?」
上手く話題を回避させたつもりなのに、今度はこちらの頭上に疑問の雲が拡がる。
「そう、みちをとおせんぼしてた」
「その車って、どんな感じ?」
「すっごいボロボロ! 先生がね、もうつかえない『くるま』だって」
「道を塞いでいた、のか。雛ちゃんはその先の道を見たの?」
「ううん。ひながのぞこうとしたら、先生がこれいじょうはダメだって」
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385:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 02:17:38.54 ID:dO2/Z8aM0
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>>297
長い三行にまとめろ
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387:1:2011/06/23(木) 02:23:00.75 ID:ovaZNVN20
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>>385
村の
中は
理想郷
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298:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 22:51:35.77 ID:1KlNFTvu0
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新ジャンルロリホラー
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299:1:2011/06/22(水) 22:52:15.54 ID:edI8LV140
-
合点した。廃車が道を塞いでいるそれが、昼間に先生が言った「村から出る唯一の道」のゲートなのだ。
私は村を取り囲む岩嶺を無理矢理越えてここにやってきたので、そこを通ることは無かった。
だからその様な所があるとは知らなかったのだ。
「それから、雛ちゃんはその先に行ってみたいとは思わなかった?」
「おもったよ。でも……あそこはガケだらけで、こわくてちかづけないから」
好奇心の塊である彼女らには、あのバリケードの先が気になって仕方ないはずだ。
しかしその想いを遮っているのは、村と他の世界を繋ぐ断崖絶壁の隘路に他ならないのだ。
私は、本当に帰れるのだろうかと心配になり始めた。
女将は来られた人は必ず帰れると言っていたが、少なくとも行きに来た道を戻れる気はしなかった。
心細くなると同時に、自分の体が湯の熱さにのぼせかけている事にも気付いた。
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300:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 22:52:51.32 ID:OtCiWow60
-
面白くなってきたじゃねえか
久々にノベルゲーやってる気分だ
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302:1:2011/06/22(水) 22:55:27.61 ID:edI8LV140
-
「ふぅ……。俺も体を洗うかな」
「はい、せっけん」
シャンプーは無い。
石鹸で頭と身体を同時に洗っていると、頭を流した雛が言う。
「おせなか、おあらいしましょうか?」
一体何処でそんな台詞を覚えたのだろう。
時代錯誤のラジオから流れてくる小噺か、まさか宿の娘としての教育の成果だろうか。
「うん。お願いするよ」
小さな三助さんは、華奢な体つきに似合わない力強さで私の背中を洗ってくれた。
しかし力の加減は出来ないようで、流すと背中が真っ赤になった。
失格だ。
-
301:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 22:54:45.61 ID:8OFcuRpF0
-
疑問何だけど、町の中学にいきなりこんな超人が現れたら、普通大騒動になるよね
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303:1:2011/06/22(水) 23:01:48.49 ID:edI8LV140
-
すると今度は、雛がこちらに背中を向けてくる。
まさかと思ったが、向こうは私に身体を洗ってほしいらしい。
先ほどの行動は、どうやら宿の娘云々という訳ではないようだ。泡で目が痛い。
「……背中だけでいいよね」
「じゃあ、ぜんぶ!」
雛は子供といえども女であった。
悪魔が再び私の身体に取り憑いた。
--
>>301
そこは麓の町と村がゴニョゴニョしてるんです
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306:1:2011/06/22(水) 23:08:38.01 ID:edI8LV140
-
ごしごし。背中をタオルでこする。
先刻の滝行で大分体の汚れは落とされたみたいだが、それでも汚れは擦るほどに出てきた。
次第にそれが面白くなり、私の背徳感は失われ始めた。
背中を擦り終えると、雛は尻を支点に椅子の上でくるりと回転した。
私の目の前にあるのは、気持ち良さげな雛の顔と、つるりんとした子供の体だった。
同じ子供でも、小百合の体とは全く違う。
腋にも股の割れ目にも、一本の毛も生えてはいない。
まな板のような雛の胸は発達する気配すら感じられず、色気などありもしない――
――そう思いたかった。
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307: 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2011/06/22(水) 23:11:06.22 ID:XxKuPR8P0
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…ふう
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308:1:2011/06/22(水) 23:11:08.99 ID:edI8LV140
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ごしごし。手先から肘にかけて洗う。
垢は沢山出てくるので、洗い甲斐があった。
タオルが胴体に移るとき、私は手を止める。
このまま続けたら、私は永遠に「出てこられなくなる」のではないか?
……すでに時遅く、ついに理性は彼方に消えた。
私に残ったのは、もとから秘めていた、子供への欲望だった。
これは、この数日で芽生えたものでない……。
私は、その事実から逃げて、避けていたのだ。
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311:1:2011/06/22(水) 23:17:48.99 ID:edI8LV140
-
そして今はもう、私の手はタオルを挟んで雛のまな板に触れていた。
雛の顔に、一瞬だけ色気が浮かんだような気がした。
まな板はしかし柔らかく、そのまま手を下に滑らせて腹を揉むように洗った。
くすぐったそうな顔をする雛を見て、腹から足に場所を移し、爪先から腿までを丁寧にこする。
少女の首筋を汗が転がった。
内腿からゆっくりとタオルを奥に滑らせる。
その終点にあったのは、桃色の、肌を縦に描く一条の線だった。
雛は無言で反対を向いた。
そして椅子から尻を離し、こちらに突き出した。
その感触は、今までに私が抱いた女性の、そのどれよりも柔らかいものだった。
最後に雛は向き直り、閉じていた二本の脚を開き始める。
少女はついに、私の眼前に割れ目を広げた。
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312:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 23:18:39.97 ID:/2w5ZiYL0
-
小三に欲情しすぎだろ
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313:1:2011/06/22(水) 23:21:56.21 ID:edI8LV140
-
「……いいの?」
「おにいちゃんの、きもちいいんだもん」
「でも、そこは……」
「おねがい……します」
「……」
「……あとね」
「なんだ?」
「……こ、ここは、いたいからタオルであらわないで」
解っている。
しかし、タオルが私の最後の防衛線だった。
絶対に譲ってはならない……踏み越えたら最期の、戻れない防衛線だったのだ。
もうプライドなどかなぐり捨てていたのに、それでも押さえつけていた欲望の重い蓋なのに、
ついにそれが吹っ飛んでしまった。
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315:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 23:22:21.03 ID:1sYu7gzX0
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しゃーない…
しゃーない…
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317:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 23:26:19.73 ID:FxcGR92m0
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キメーんがよロリコン共が
支援
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318:1:2011/06/22(水) 23:27:20.92 ID:edI8LV140
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垢で汚れたタオルを桶に入れ、代わりに石鹸を手で泡立てる。
そろりと内股に手を伸ばし、静かに奥へと滑らせた。
そして、雛の割れ目に触れた。
割れ目の前方にあった小さな皮膚の出っ張りに触ると、今までに聞いたことの無い、
幼いゆえに余計に色気のある喘ぎ声が聴こえた。
ゆっくり、「クリ●リス」と呼ばれるその場所を手でこすり、続いて割れ目に中指をあてがった。
少しずつ力を入れると、中指は肌色に呑まれていった。
そこは暖かく、十数年後に命の出ずる場所を、私は丁寧に撫でた。
-
319:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 23:28:33.93 ID:/2w5ZiYL0
-
思ってた体勢とちゃううううう
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321:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 23:33:07.18 ID:8OFcuRpF0
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>>319
俺も
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320:1:2011/06/22(水) 23:32:29.77 ID:edI8LV140
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指を割れ目から出す。
それを鼻に近づけると、切ない臭いがした。
顔を上げて雛の表情を窺うと、赤い鼻をすすり、目頭から雫がこぼれていた。
その涙を見たとき、私は、自分がしてしまったことを自覚した。
目が覚めた、と云って良い。
「ご…………ごめん……」
「……」
「い……痛かった?」
「……すこし」
やってしまった。この村で、二人の少女を傷つけてしまった。
胸の奥から止めどなくせり上がる嘔吐感に顔をしかめると、雛がつぶやいた。
「……でも、きもちよかった」
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322:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 23:34:08.67 ID:FxcGR92m0
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>>320
これ以上にいちゃんの理性吹き飛ばし立ったらあかん!
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324:1:2011/06/22(水) 23:37:14.72 ID:edI8LV140
-
「……え、それは」
「おにいちゃんが、ひなの……おまたにゆびを入れたとき、きもちよかった」
「それは、体を洗った時と同じ感じなんだよな……そうだろ?」
「……ううん。でも、なんだかすっごくきもちよかったの」
八歳の幼女が、知るには早すぎる事を知ってしまった。
私が教えたのだ。
堪らず私は流し場に吐いた。
苦しくて、苦しくて仕方がなかった。
雛は慌てて手桶を掴み、私の吐瀉物を流した。
吐き終えると今度は、大粒の涙が込み上げてきた。
私は浴槽に飛び込んで、水中で力一杯叫んだ。
叫び声は泡となって、湯船に幾つかの波紋を創った。
涙は湯に溶けて、それきりだった。
-
325:1:2011/06/22(水) 23:42:22.98 ID:edI8LV140
-
雛は湯船の端で温まっていた。
時々ちらりと洗い場でうずくまる私を見てきたが、すぐに目を逸らしてしまう。
とても気まずい空気である。
私はふらふらと立ち上がり、脱衣スペースのすのこに座り込んだ。
心も身体もへとへとで、しばらく動くことが出来なかった。
雛も風呂から上がり、タオルで身体を拭いている。
今日三枚目となるパンツに足を通し、水色のパジャマを着た。
それから私は、ようやく立ち上がって着替えることができた。
雛がスイッチを押すと、浴場は再び奥行きの無い闇に包まれた。
風は昨日に比べると幾分弱かったが、生暖かかった。
空を見上げても星は見えなくて、空気がどことなく湿っていた。
雛は何も言ってこない。
-
327:1:2011/06/22(水) 23:48:59.98 ID:edI8LV140
-
宿の階段を上がり、雛は何かぽつりと言って自室のドアを閉めた。
今度こそ私は布団に横たわった。
肌だけは綺麗になったみたいで、妙に布団の触り心地が良い。
情けない。早くこの村から出てしまいたい。
雛とこれ以上過ごすと、きっと私も雛も駄目になってしまう。
電灯の紐を引っ張った。
光を失った円い蛍光灯は、決まり悪くぼんやり色を残している。
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328:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 23:50:09.03 ID:/2w5ZiYL0
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勝手に一人で駄目になってるだけだろw
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329:1:2011/06/22(水) 23:55:58.43 ID:edI8LV140
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夜半過ぎだろうか。
風が強く鳴り出したらしく、窓ガラスが震える音で目が覚めた。
携帯電話の時計を見てみると、午前一時だった。
大して寝ないうちに目が覚めてしまったようだ。
すぐに寝付けそうになかったので窓際の椅子に腰掛け、電気を点けずに夜明かりで外の様子を見てみる。
どうやら雨が降りだしたらしい。
村にいる間は不思議と避けていた煙草を鞄から取り出し、火をつけた。
明日は面倒なことになりそうだ。
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330:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 23:56:31.93 ID:fDQNNbzZ0
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胸が締め付けられるお
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331:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/22(水) 23:59:52.69 ID:lstSNA240
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俺なら泣きながらヤッてるわwwwwww
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333:1:2011/06/23(木) 00:03:09.66 ID:ovaZNVN20
-
しばらくぼんやりしていると、廊下ですすり泣く声が聴こえた。
私は本能的な恐怖を一瞬感じたが、すぐにそれは雛のものだと思い直し、襖を開く。
真っ暗な廊下にはべそをかいた雛がいて、私の姿を確認するや飛び付いてきた。
「怖いのか」
「……こわくないもん」
「トイレだな」
雛は黙って頷いた。
八歳でも、流石に一人で真っ暗な廊下をトイレに向かうのは怖かろう。
ましてや民宿の長い廊下、風で家中が軋んでいる状況である。
私はトイレまでついてあげる事にした。
雛は私の手を握っていた。
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334:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 00:10:12.27 ID:dy5HyrKs0
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ごくり・・・
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335:1:2011/06/23(木) 00:11:15.65 ID:ovaZNVN20
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雛が用を足したので、私は自分の部屋に戻ろうとした。
すると、雛がなぜかついてくる。
「どうしたの?」
少女は私の服の裾を掴んだ。
「あ、あの……」
「?」
「おにいちゃん、いっしょに……ねてください……」
「やっぱり怖いんじゃないか」
「こ……こわくないもん!」
雛はそのまま部屋に入り込み、私の蒲団の中に潜り込んでしまった。
引きずり出す訳にもいかないが、私は先刻の記憶が忘れられず、もう一枚横に蒲団を敷いた。
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336:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 00:17:16.90 ID:SXhu8XJB0
-
ほ
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337:1:2011/06/23(木) 00:18:20.67 ID:ovaZNVN20
-
「こっちで寝な」
「やだ! おにいちゃんとおんなじふとんがいい!」
雛は、もう私が元通りになったとでも思ったのだろう。
仕方ないので私が新たに敷いた蒲団の方に潜ると、雛がもぞもぞと移動してきた。
どうしようもなかった。
雨はいよいよ激しくなって、窓を叩き付けている。
雷鳴まで聞こえるようになって、雛はぎゅうと私を抱き締めた。
微かな震えと、温かな体温が伝わってくる。
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338:1:2011/06/23(木) 00:24:52.28 ID:ovaZNVN20
-
「あのなあ、お兄ちゃんな、明日帰らなきゃいけないんだよ」
「ずっとここにいないの?」
「まあ、お客さんだしな」
「おにいちゃん」
「なんだい」
「ひなの、おむこさんになって。それで、ずうっといっしょにいて」
私は、雨音と遠雷だけを聞く努力をした。
雛の「初恋」の相手が私だという悲劇に、涙を堪えるのが精一杯だった。
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339:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 00:26:10.85 ID:SXhu8XJB0
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絶対完結しろ!!
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340:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 00:27:35.83 ID:WipBGiaE0
-
面白いし絵もかわいいんだが
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341:1:2011/06/23(木) 00:31:22.41 ID:ovaZNVN20
-
窓ガラスが激しく音をたてる。
少女は懸命に寝付こうとしていたが、やがて目をこちらに向けた。
「寝られないか」
「……うん」
「じゃあ、何かお話でもしよう」
「うん」
「雛ちゃん……ここは確かに変わった村だ。時代から、敢えて取り残されているように感じたんだ」
「あえて……とりのこされる?」
「そう。この村は、本当は他の町みたいになれるのに、それをしないんだ」
「ほかの町みたいに……」
「そうだ」
「ほかの町って、どうなってるの?」
「……電車が走ってる。信号がある。テレビが映ってる。建物も新しい」
いくらこの様なことを話しても、それが無駄なことは分かっていた。
それでも私は、話を止めなかった。
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343:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 00:36:21.47 ID:csT8gBaXO
-
泣いた
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344:1:2011/06/23(木) 00:38:12.72 ID:ovaZNVN20
-
「そして、はっきりと羞恥の概念がある」
「しうちのがいねんってなに?」
「恥ずかしい、と思う心だよ。雛ちゃんにはそれが無い」
「ひなも、はずかしいっておもうことあるよ」
「多分それとは違う恥ずかしさだよ。
そうだな……雛ちゃんは裸で外を出歩いたりすることある?」
「うーん……。夏のあついときは、ときどき」
「その時恥ずかしいと思うか?」
「なんで? わるいことしてないのに、なんではずかしいっておもうの?」
「村の外では、それは恥ずかしいことになるんだ」
「そうなの?」
「そして雛ちゃんが中学生になって村を出て、そんなことを堂々としていたら……
……多分変な奴だと虐められる。俺はそれが辛いんだ」
「いじめられるって、なに?」
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345: 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/06/23(木) 00:41:09.33 ID:tTmVKiny0
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今北けど長い…
とりあえずスレタイで屍鬼の砂子を連想した。
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347:1:2011/06/23(木) 00:46:07.06 ID:ovaZNVN20
-
夜明かりの中、雛はあらためて私の目を見る。
「村のそとをみてみたい」
「中学になったらな」
「おにいちゃんといっしょに、そとに行きたい」
「急にどうした」
「――おにいちゃん、わたしは何もしらないって言いたいんでしょ? だからそとに行って、いろんなこと、しりたい」
「たとえそれが良くないことでも?」
「うん」
物分かりの良い女の子だ。
ひょっとしたら外に出たときも、この子は案外柔軟にやっていけるのではないか。
雛の将来を案ずる必要はないのではないか。
私は安心してため息をついた。
--
>>345
ワードに起こしたら、全部で45000字だってよww
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346:1:2011/06/23(木) 00:43:30.58 ID:ovaZNVN20
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ここは、全くの理想郷だ。
現代社会を現代社会たらしめる物が、まるでないのだ。
私は諦めにも似た心境になった。
「……言葉では言いにくいものだよ」
「わからない」
「解らなくていい。解らない方が、多分幸せだ」
これは半分本当で、半分嘘だ。
雛は、この世に生きるうえで知るべきものすら、まだ知っていない気がしたのだ。
-
349:1:2011/06/23(木) 00:52:28.27 ID:ovaZNVN20
-
「まあ、ね。雛ちゃんはこの村に生まれたんだ。今はこの村のしきたりに従うことだね」
「しきたり?」
「昔からの決まりごと」
雛の顔色が変わった。
「しきたりなんか、いらない」
「は?」
「そんなしきたり、いらない!」
「どうしたの」
「だって、だって、ひな――」
雛の声が上ずる。
「――そとに行って、おとうさんに会いたいの!」
-
355:1:2011/06/23(木) 00:57:37.72 ID:ovaZNVN20
-
私がこの民宿に来た時から感じていた疑問を、向こうから切り出してくれた。
女将と雛はいても、この民宿には男が居なかったのだ。
子供の雛に訊いたとしても、望まれない結果になるだろうと、なんとなく避けていた疑問だった。
「お父さん、村の外にいるのか?」
「『とうきょう』ってとこで、はたらいてるって」
「そうか……俺は東京から来たんだよ」
雛の目の色が変わる。
私はみずから墓穴を掘ってしまった。
「ひな、ひな……おにいちゃんに、ついてく」
「落ち着いて。雛ちゃんは、お父さんが東京のどこにいて何をしているのか分かるの?」
「おかあさんにきけば、わかるとおもう……でも」
「そうだよな。何でそんなこと訊くんだってなるよな」
「おにいちゃん。ついてってもいいでしょ?」
-
356:1:2011/06/23(木) 01:00:17.41 ID:ovaZNVN20
-
「なあ雛ちゃん、俺の事が好き?」
「だいすきだよ」
「大好きなら……今は大人しく村で過ごしなさい。
中学になって村から出たら、俺と東京に行って、雛ちゃんのお父さんに会おうよ」
「なんで? なんでいまじゃダメなの?」
「今二人で外に出たら……きっと俺も雛ちゃんも傷つくんだ。分かってくれよ」
「なんで、なんで……?」
次第に雛は涙声になる。
刹那、強烈な閃光が窓を照らし、高い雷鳴が轟いた。かなり近くに落ちたらしい。
雛は私にしがみつき、何度目か分からない嗚咽を発し始めた。
小さな体が精一杯に震えている。
「う……えっく」
「泣き虫さんだな、雛ちゃんは。こうして一緒に寝てるじゃない」
「こわく……ないもん……」
「強がりだなあ。ほら、俺がいるから大丈夫だよ」
-
357:1:2011/06/23(木) 01:05:02.95 ID:ovaZNVN20
-
胸元で泣いていた雛は、雨が弱まるにつれ落ち着いていった。
そして、赤らんだ顔をこちらに向けて、おもむろに呟いた。
「……おにいちゃん」
「な、大丈夫だったろ。さ、寝ようか」
「わかった」
「おやすみ」
「ひ、ひな、おにいちゃん待ってるから」
「え?」
「だから」
「……だから?」
「ひなの……おねがい、きいて?」
出来ればこのまま、一緒に寝ていたかった。嫌な予感は当たった。
「さっきのおふろの、きもちよかったやつ……やって」
部屋が光った。それから数秒を経て雷鳴が聞こえた。
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358:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 01:06:57.25 ID:fujeyKk10
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それはいらねえよエロ展開はもういいよエロゲってこんな感じなのか?
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360:1:2011/06/23(木) 01:14:03.96 ID:ovaZNVN20
-
「……何の事?」
私はとぼけた。
言いたい事は一瞬で分かったが、こころの沼から滲み出る欲望の囁きに、
死に物狂いで抗っていた。
そして同時に、ふざけるな、とも思っていた。
「おにいちゃんとじゃないと、ダメなの」
「な、なんの」
「おねがい」
雛は掛け蒲団を剥がし、立ち上がる。そしてパジャマのボタンに手をかけた。
「や――やめてくれ」
「おねがいっ!」
雛が語気を強めた。下で寝ていた女将に、もしこれより先の雛の声が聴こえていたら、それから私はどうなっていたかは分からない。
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361:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 01:15:56.15 ID:quA9gnrh0
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色気もくそも無いな
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362:1:2011/06/23(木) 01:16:05.86 ID:ovaZNVN20
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みんなに質問なんだけど、
ぶっちゃけこの先エロ展開だけど、どうする?
このまま原文通りつづける?それともエロなしに変えようか?
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364:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 01:22:46.62 ID:nC01PO+L0
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変に切って後々の話が繋がらないならありで
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365:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 01:27:26.97 ID:S/McraFr0
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ありに決まってんだろJK
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366:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 01:29:36.76 ID:quA9gnrh0
-
原文で
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369:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 01:31:33.46 ID:kKkWG/LeP
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エロの何が悪い
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370:1:2011/06/23(木) 01:32:35.76 ID:ovaZNVN20
-
--
了解!
ではこのまま原文で続けるよ
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372:1:2011/06/23(木) 01:36:19.87 ID:ovaZNVN20
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「そんなことしたら、それこそ雛ちゃんも……俺も駄目になってしまうよ」
「いいの。ひな、おにいちゃん……だいすきだから。いいの」
年齢の割に幼い口調が、私の耳に残酷に響く。
「雛ちゃんは良くても、俺が駄目なんだよ」
「おにいちゃん……ひなのこと、きらいなの?」
「嫌いじゃないよ。好きだからなおさら、こんなこと言うんだ」
「ひなのこと、すきなら、すきなら……」
「……」
「ひなのわがまま、きいて」
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373:1:2011/06/23(木) 01:40:16.90 ID:ovaZNVN20
-
「……ふざけるなよ」
「?」
「雛ちゃん……雛ちゃんがそんな子だとは、思いたくなかった。
俺は雛ちゃんが大好きだけど、いつまでも抱きしめていたいけれど、それでもそんな……
……自分からそんなことを求めるなんて、自分から腰を振ってくるなんて、そんな雛ちゃん俺は嫌だ。
雛ちゃんは子供なのに、どうしてこんなことで気持ちいいと思うんだ?
どうして俺が嫌いにならないんだ?
俺が抱いていたいのはこんな雛ちゃんじゃない。
もっと子供らしく、こういうことに気持ち悪いって言ってくれればいいのに。
正直今の雛ちゃんは嫌いだ。知ってるか?
村の外じゃな、雛ちゃんみたいな女を『あばずれ』っていうんだよ。
小百合ちゃんは恥じらいとか抵抗とか見せてくれたのに、
雛ちゃんはなんだ、何の抗いもなく、空気人形か?
勘弁してくれよ、勘弁してくれよ勘弁してくれよ勘弁してくれ……
……嫌なんだよもう」
-
375:1:2011/06/23(木) 01:48:25.47 ID:ovaZNVN20
-
私も途中から何を言っているのか分からなくなってきた。
それでも口からは何のフィルターも通さない屑の本性……罵声がすらすらと出てきた。
屑である。最低の屑。
雛はそのまま泣き崩れた。私も言葉がことばで無くなってきた。
そのまま泣きながら自分の部屋に戻っていくことを期待したが、
それでも少女はその場に座り込んで泣き声をあげている。
それどころか私の肩にしがみついてきた。
私はとうとう手をあげた。
強引に振りほどかれて柱に頭をぶつけた雛は、それでも顔をぐしゃぐしゃにして再びしがみついた。
「おにいちゃん、おにいちゃん、おにいちゃん……」
声にならない声でそう繰り返す。
私も、もう泣き出すしかなかった。
自分の発言と幼い悲鳴に心は芯まで抉られて、情けなく泣き声をあげる事すら出来なかった。
-
376:1:2011/06/23(木) 01:50:30.01 ID:ovaZNVN20
-
ここまで私に執着があるのは、はたまた私を誰かに重ねているのだろうか。
それは遠くに住む父親なのか、それとも――。
「おにいちゃん、おにいちゃん……」
村から続く断崖絶壁の道。外へと続く試練の道。
霞む意識の中で、私は、真実を知ってしまったような気がした。
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377:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 01:50:33.61 ID:sJlxjyM6O
-
俺……明日……試験なんだ!!
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378:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 01:51:56.24 ID:D/7pZK8vO
-
俺……明日……休日なんだ!!
-
379:1:2011/06/23(木) 01:56:37.71 ID:ovaZNVN20
-
「……ごめん、雛ちゃん。俺、すごく酷いこと言っちゃったね」
「だいじょうぶだよ。へいきだよ」
「それにぶっちゃったし。頭、痛いでしょ?」
「ううん、へいき。いたくない」
「俺は、なんて……」
雛は涙目のままにっこり笑って、少し目を逸らした。
「おにいちゃん、ごめんね」
少女の目尻から、小さい水晶がもう一粒。
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380:1:2011/06/23(木) 01:59:55.74 ID:ovaZNVN20
-
「ひなね、おにいちゃんのこと大好きだから、おにいちゃんといっしょになりたかったの」
「俺にできるのなら、雛ちゃんのためにやるよ」
「おにいちゃんがいやなら……ひな、もういいよ」
「ううん。もう嫌じゃない」
「……ほんと?」
「ああ。もう、もういいんだ。雛ちゃんがやりたいなら、俺もやる」
「……うれしい」
「やるんだね?」
「――うん」
-
381:1:2011/06/23(木) 02:03:39.38 ID:ovaZNVN20
-
これが雛にとっての、私に重ねている人への最上の愛情表現なのかもしれない。
羞恥心とか、この村だからとか、そういうものは関係なかったのだ。
最後の防衛壁は、これで突破された。
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383:1:2011/06/23(木) 02:09:04.32 ID:ovaZNVN20
-
「……それなら」
私はじっと雛を見た。その一挙一動をくまなく見た。
青いパジャマのボタンを外し終えて、ズボンも、下着のシャツも脱いだ。
雛の身体に身に付けているものが、あとは性器を覆う白い布きれだけになった時、その手が止まる。
それでも私はじっと見た。
雛の顔に、心なしか躊躇が見てとれた。
「どうだい? 人にじっくり見られる気分は」
「……」
「それが、恥ずかしいってやつだよ」
雛の顔が曇る。
恥じらいとは、後天的に身につけるものだけでなく、人に予め備わっているものでもあるのだろう。
私は少しだけ安心した。
雛は、その両端を摘まんでスルスルと下に滑らせていった。
次第に隠すべき場所があらわになって、ついに全裸になった。
後ろのガラス窓からの静かな夜明かりが、熟れるには早すぎる身体を、
それでも青白く照らしていた。
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384:1:2011/06/23(木) 02:16:23.45 ID:ovaZNVN20
-
「――本当に、ほんとうにやるの?」
「うん」
何故だろう。なんで何度も後悔するのに、同じ事を繰り返すのだろう。
理性とは、これ程までに私の中で弱いものだったのか。
私という人間は、本能の前に理性が消えてしまうものだったのか。
これは本能、自慰行為と同じ、私の本能だったのか。
この村に来たことでこの本能が目を覚ましたとすれば、それは不幸なことだったのだろうか。
私はロリコンやペドフィリアが嫌いだった。反吐が出るほど嫌悪していた。
あんな趣味を持つ人が居るなんて、信じたくもなかった。
そのような人たちがニュースに映るたびに蔑み、内心あいつらは死んでもいいと思っていた。
何故なら、私がそうだったからだ。
私は既に犯罪者である。
罪の上重ねになることは、もう怖くなかった。
服を脱ぐと、陰部は高く反り上がっていた。
もう、自らを認めない訳にはいかなかった。
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386:1:2011/06/23(木) 02:21:18.46 ID:ovaZNVN20
-
「雛ちゃんは子供だけど――セクロスするときは、子供とか関係ないよ」
「セクロス?」
「これからすることだ。痛いけど、我慢できるの?」
「できる」
「痛くて叫んだりすると、その後が悲しいことになるから、それも我慢するんだよ?」
「だいじょうぶ。ひな、がんばるから」
「……そうか」
裸になった私達は、蒲団の上に横たわった。
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388:1:2011/06/23(木) 02:28:00.15 ID:ovaZNVN20
-
雛の細い脚を掴んで、それをゆっくりと開いていく。
少女の体は柔らかくて、それは何処までも開いてゆきそうだった。
やがて二本の足に隠されていた割れ目は開いて、中にある濃いピンク色の膜が現れた。
処女を守る薄い膜は、膣の奥をぴんと塞いでいた。
今からこれを破るのだ。
私は顔を割れ目に近づけた。
先程トイレに行ったためか、排泄物の臭いがきつい。
舌を出して、まずは割れ目の上、クリ●リスを舐め始める。
悲しい味がした。
「う、うぅ……」
柔らかいそれを舐めていると、ヒクヒクと膣が躍動を始めた。
舌先でそれを確認して、舌を割れ目の中に転がす。
私の頭の上から、苦しげな、しかし心地よさそうな喘ぎ声が聞こえてきた。
子供なのにここまで反応するとは、大人の女性と比べても遜色ないものに感じた。
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390:1:2011/06/23(木) 02:32:34.40 ID:ovaZNVN20
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ふと、ねばついたものが付着した気がして、舌を割れ目から離すと、それは糸を引いた。
私は息を荒くした。
まだ初潮も迎えない硬いつぼみなのに、ちゃんと愛液を出したのだ。
その愛液は甘く、とろけるような優しさを持っていた。
大人の塩辛さとは違う、幾らでも味わっておきたい美味だった。
舌でいじる程に出てくるので、雛の愛液をしっかりと飲み込んだ。
「お……おにいちゃん……」
「美味しいよ」
「くすぐっ……たい」
「気持ちいいだろ」
「はぁ……はぁ……」
糸を引く舌を口に収め、雛に四つん這いになるよう言った。
雛は全身から汗を出して、息を切らしている。
言われた通り四つん這いになると、ぷっくりと曲線を描く膣から、
夜明かりを透かした青白い液体が垂れた。
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391:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 02:32:52.45 ID:XaK+BgRy0
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まさかとは思ったが本番なのか
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392:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 02:36:19.93 ID:vgpXe6Ou0
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がっつりいくんだな
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394:1:2011/06/23(木) 02:38:30.54 ID:ovaZNVN20
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通常の体位よりかなり位置が低いため、私も工夫しなくてはならなかった。
腰をぐんと落として、自らの凸を雛の凹に近づけた。
雛のまな板を両手で鷲掴みにして、少しずつ体重をかけた。
少女がうめき声をあげる。
「行くよ」
「……うん」
サオの先が雛の膣に少しだけ入ったとき、私はその小ささに驚いた。
全て収まりきらない気がした。
そろそろと体を雛に近づけると、雛が苦しい悲鳴を上げた。
「ぐ……くう」
「痛い?」
「だい、じょうぶ……」
ここから顔を窺うことは出来ない。
それでも、雛が泣いている事は分かった。当たり前だ。
それでも私は動きを止めない。
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395:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 02:42:06.81 ID:D/7pZK8vO
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まじ鬼畜
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396:1:2011/06/23(木) 02:42:12.15 ID:ovaZNVN20
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「うが……あっ……」
「……」
「あくっ……あぐぅ……」
「がんばれ。これがセクロスなんだ……」
どうして頑張れなどと言うのか自分でも解らなかったが、
懸命に痛みに堪える雛に、自然とそう口に出た。
私のサオはしかしすべて入りきらず、根元を少し残してそれ以上幾ら押し込んでも、
柔らかい壁にぶつかるだけだった。
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397:1:2011/06/23(木) 02:48:28.39 ID:ovaZNVN20
-
私はそこからピストン運動を始めた。
雛の膣はあまりに小さくて、そこからサオを動かすことすら難しく、私は激しい痛みに耐えた。
しかしそれ以上に、想像を絶する痛みが雛を襲っていた。
膣はいまにも裂けてしまいそうなくらいに開き切って、私のサオを納めていた。
少女の八年余りの人生で、おそらく最大の痛みだったのだろう。
「うぅ――ぁああぁーっ!」
雛は激しく抵抗し、言葉になっていない、絞り出すような悲鳴をしきりにあげていた。
それが下に届いていないか、そんな事はもうどうでもよかった。
「ひぐ……えぐ……ぃだいっ……」
「もう少し……」
-
398:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 02:49:19.67 ID:ZHyb7ItV0
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>>397
ちょっとでも期待した俺がバカだったよ
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399:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 02:49:43.07 ID:XaK+BgRy0
-
イメージ映像www
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401:1:2011/06/23(木) 03:00:21.98 ID:+sl3rl2B0
-
雛の分泌する潤滑液のお陰で、それでも次第に動きはスムーズになり、
私も徐々に恍惚を感じ始めた。
お互い様々な分泌液でずぶ濡れだった。
外の雨は止んだらしく、夜明かりは満月を加えて一層明るくなった。
そしてその明かりが私まで届いたとき、私はついに昇天した。
私は、雛の処女を奪った。
-
407:1:2011/06/23(木) 03:13:45.63 ID:+sl3rl2B0
-
野生のケモノのように、はからずも私は雄叫びをあげていた。
サオははち切れんばかりに躍動し、溜めていたすべての精子を出し切った。
雛もまたその瞬間、満身創痍の体から精一杯の声を搾りだし、その膣が派手に蠢いた。
お互い、同時にオーガズムを感じたのだ。
長く、部屋には私達の息を切らす音だけが響いた。
そして、ゆっくりと役目を終えたサオを膣の外に出した。
サオはまったく小さく萎んで、雛の股間からは濁った液体がいつまでも糸を引いて垂れていた。
その中に大量の血が混じっていたことを知るのは、翌朝後始末をしている時だった。
膣内が傷ついて出血した、雛の血だ。
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409:1:2011/06/23(木) 03:21:08.16 ID:+sl3rl2B0
-
雛はずっと泣いていたが、やがて私のもとに近づいてきた。
力なく股間を押さえつけていて、その姿は痛々しい。
泣き顔で、それでも口元に笑みを浮かべて、いきなり私の力尽きたサオをくわえた。
「ひかえひ……」
誰がこんな事を教えたのだろう。
私は不覚にも再び勃起した。
雛は綺麗に舐めてくれた。
亀頭を小さな舌が転がる感覚で、私は雛の口の中で再び出してしまいそうになったが、
それはどうにか我慢した。
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410:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 03:21:44.93 ID:VsW+wqh90
-
私は不覚にも勃起した
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411:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 03:23:21.70 ID:i4b5oKrq0
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不覚も糞も普通勃つだろ
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412:1:2011/06/23(木) 03:26:37.92 ID:+sl3rl2B0
-
「ありがとな」
「……うん」
「寝よう」
「うん」
「ごめんな。痛かったろ」
「ううん。いたかったけど、すっごく、きもちよかったよ」
「そうか」
「ありがとう。おにいちゃん」
そのまま何の後始末もせずに、私達は素っ裸で蒲団に潜った。
雛が抱きついてきたので、私も抱き返した。
月明かりはやはり淡々と、私達の部屋を青白く染め上げた。
「おやすみ」
「おやすみなさい」
素晴らしいセクロスだった。
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414:1:2011/06/23(木) 03:35:43.97 ID:+sl3rl2B0
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空が白み始める頃、私は目が覚めた。
身体中を巡った熱いものもすっかり醒めて、ガラス窓からの冷たいすきま風に身震いした。
隣では雛が、気持ち良さそうにすうすう寝息を立てている。
やらなければならないことが沢山あった。
このまま朝を迎える訳には、いかないのだ。
二度寝することなく、数時間前の出来事を反芻してみる。
思い返すうちに感情が込み上げてきて、声をたてずにしばらく泣いた。
いくら取り繕おうと、八歳の幼女とあんなことをしてしまったという事実は、
もう一生消えることはない。
頭が痛くなった頃に涙は止まり、私は深く息を吐く。
そして、静かに畳んでおいた服を着た。
村を出たら、警察に行こうと思った。
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415:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 03:36:25.90 ID:VsW+wqh90
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励んでいるように見えてしまったのは俺だけか
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416:1:2011/06/23(木) 03:40:35.20 ID:+sl3rl2B0
-
「雛ちゃん」
「……」
「起きな」
「うぅん……」
雛の肩に手をかけた。子供の体温は、私よりずっと温かかった。
やがて雛は眠たそうに目を擦り、寝ぼけた顔で私の目を覗きこんだ。
「おはよう」
「……おはよございます」
のそりと起き上がり、雛は半開きの目で窓の外を眺めた。
しばらくぼんやりしていたが、やがて自分が裸一貫であることに気付いて、立ち上がった。
足下に散らかっている下着を見つめる。
「そっか。ひな、おにいちゃんと……えっちしちゃったんだ」
どこか悲しげなその声を聞いて、私の涙腺が再び弛む。
-
417:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 03:41:36.85 ID:i4b5oKrq0
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朝勃ちを慰めているようにしか見えない
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418:1:2011/06/23(木) 03:45:39.31 ID:+sl3rl2B0
-
「……まだ痛いか?」
「うん……すこし」
「お、俺は――」
「だいじょうぶだよ。ひな、へいきだから」
雛はそんなことを言っているが、先程まで私達が寝ていたシーツの、
雛の股間が当たっていた部分は、濁った赤や黄土色のまだら模様に彩られていた。
私は大声で泣き叫びたい気持ちに支配されたが、情けないことにそれより先に脳が働いた。
「……あ、まだパンツ穿かないで」
「なんで?」
「ちょっと庭に出よう」
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419:1:2011/06/23(木) 04:00:24.69 ID:+sl3rl2B0
-
裸の雛に私の上着を被せ、静かに部屋を出た。
出来るだけ息を殺しつつ、雛の案内で廊下の一番奥にある勝手口に辿り着いた。
ドアを開くと、昨日よりぐんと冷えた空気が身を包んだ。
昨夜の雷雨は、季節を進める雨だったのだろう。
勝手口はそのまま庭に繋がっていて、その庭の端には
あの蛇口があった。私はそれを指差した。
雛はしばらく私の顔をうかがっていたが、次第にその意図が解ったようで、
ホースへと走っていった。
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420:1:2011/06/23(木) 04:06:47.27 ID:+sl3rl2B0
-
二日前も似たような事があったような気がするが、それとは訳が違う。
もし女将が、幼い娘の白い女児パンツのクロッチに付着した染みを発見したとき、
果たしてその時どの様に思うだろう。
早すぎる「赤飯」に疑問を抱き、やがてこの真実を知ってしまうのではないか。
少なくともこうして洗わせておけば、下着にはっきりした痕跡は残るまい。
シーツの方は、自慰行為をしていて鼻血が出てしまったと云うことにしよう。
何とも恥ずかしくて苦しい言い分だが、それ以上の事が思い付けなかった。
下半身を洗った雛が、私のもとに駆け寄った。
「きれいになったよ」
「そうか。じゃあ、パンツ穿いてもいいよ」
「うん」
雛が上着のポケットから自分のパンツを取り出したので、私は苦笑した。
-
421:1:2011/06/23(木) 04:15:35.13 ID:+sl3rl2B0
-
二日前の夜と同じ様に、二人で並んで石垣に腰掛けた。
この民宿は西の高台に位置していたので、日の出を見るには最高のロケーションだった。
村の向こう側に控える屏風の様な稜線が、次第に紅く光り出す様は、
今まで見たどの日の出よりも美しかった。
陳腐な表現だが、燃え立つような朝焼けとでも言うのだろう。
山の上から降りてきた日光は私と雛を橙色に染め上げて、
だんだんと村の中心部へと下っていく。
陽が当たった家々の屋根からは水蒸気が立ちはじめ、きらきらと煌めいた。
その光景を見た私は途端に感傷的になって、何度も袖で涙を拭った。
雛から泣き虫まで移されてしまったみたいだ。
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422:1:2011/06/23(木) 04:21:15.42 ID:+sl3rl2B0
-
「きれいだね」
「……そうだな」
「なんで、ないてるの?」
「……分からない。自分でも分からないんだ」
「ふうん」
雛は黙って、黄金色の村を眺める。
「おにいちゃん」
「なんだ?」
「ひながおねえさんになったら――ぜったい会いにきてくれるよね?」
「もちろん行くよ」
「ぜったいだよ。ぜったい!」
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423:1:2011/06/23(木) 04:27:07.56 ID:+sl3rl2B0
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「約束する」
「ほんとに?」
「本当さ」
「ほんとにほんと?」
「しつこいなあ、本当だって」
雛が愛らしい笑みを浮かべて、私に擦り寄った。
そして天使のような唇で、涙も乾ききらない私の頬にキスをした。
少女はそして、照れ笑いをした。
「雛、ちゃん……」
「えへへ、やくそくだよ!」
嬉しいのに、悲しくてどうしようも無かった。
再び涙が堰を切って溢れ出した。
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424:1:2011/06/23(木) 04:31:41.81 ID:+sl3rl2B0
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キリのいいところだから、1時間くらい休むよ…
今は人もあまりいない時間帯だしね
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425:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 04:32:22.37 ID:VsW+wqh90
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へっへ
寝ているすきに
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430:1:2011/06/23(木) 05:46:17.69 ID:+sl3rl2B0
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部屋に戻った私は、すこしぼうっとしてから荷物をまとめた。
蒲団を部屋の隅に積み上げ、血の残るシーツは丁寧に畳んでから蒲団の上に置いた。
蒲団にも僅かに血が滲みこんでいたが、それは鼻血の量が異常だったということにする。
下から女将の声がしたので、すべての荷物を持って階段を降りた。
食堂では、パジャマ姿の雛と割烹着の女将が既に魚をつついていた。
ラジオからは相変わらずの演歌が流れており、見たところ何も異常はないようだ。
女将が昨日凄い雷が落ちたと言ったので、私は相槌を打った。
雛が着替えに自分の部屋に戻り、食堂には私と女将が残った。
心を決めて女将に訊いた。
「あの――大変失礼な事を聞きますが、ご主人はどちらにいらっしゃるんですか?」
--
あんま寝れなかった…
もう少しで終わるよー
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431:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 05:49:48.65 ID:ymCOVlXR0
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おいついた
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432:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 05:52:57.75 ID:VsW+wqh90
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おいおい頑張ってくれないと
俺あと30分で家でないと
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433:1:2011/06/23(木) 05:53:39.54 ID:+sl3rl2B0
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「主人ですか。主人は……この村にはいませんが」
「娘さんが、お父さんは東京で働いていると言っていたんです」
「え……あの子何処でそんなこと知ったのかしら。言ったことないのに」
「東京のお父さんに会いたいって、泣いていました」
「そうですか……」
「他人の家の事情に干渉するのがとても無礼なことは知ってます。
でも、娘さんが余りに可哀想だったもので……」
「――主人は毎月封筒でお金を送ってきてくれるんです。それと短い手紙が一通。
そこにはいつも同じ様な事が書いてあるんですけど、娘はそれを凄く楽しみにしてるんです」
-
434:1:2011/06/23(木) 05:58:16.62 ID:+sl3rl2B0
-
「あの……どんなお仕事をなされてるんですか?」
「新宿の、二丁目って分かります?」
「は、はい」
「そこで……撮影のお仕事をしていたり、とか。
何でも給料がとても良いらしいんですけど、それが……男の人相手だって」
「……え?」
「えっと、でもそれは数年前の情報なので、今は何してるか分からないんですけど」
私は青ざめる。
よりによって、あんなに可愛い雛の父親が、そのようなことになっていようとは。
これでは確かに、詳細を雛に言える筈もない。
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435:1:2011/06/23(木) 06:07:38.18 ID:+sl3rl2B0
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「それでもお金は、今も毎月送ってきてくれるんです。
手紙の字もそれほど荒れていないようですし」
そう言って女将は、手紙の束を引き出しから取り出し、私に見せてくれた。
それは流れるようなとても達筆な字だった。
「主人は多分、東京で頑張っているんだと思います。もちろん心配ですけどね」
「こっちから手紙は送れないんですか?」
「雛が毎月返事を書いています。ですが――」
「?」
「主人には届きません。そもそも向こうの住所が分かりませんし、
なにより村の方針で、郵便物が制限されているんです。
お金の封筒ですら例外なんですから……」
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436:1:2011/06/23(木) 06:18:53.27 ID:+sl3rl2B0
-
「それじゃ、雛ちゃんの手紙は……」
「うちに返ってきますよ。雛の居ない間に、こっそり引き出しに仕舞ってます」
目の前にあった手紙の束は、達筆の文字だけではなかった。
雛はとても可愛らしく丁寧な文字で、宛先「お父さん」という手紙を綴っていた。
無論父親の書く手紙はすべて、雛の質問に何一つ答えていない。
「雛はこのことを知りません。
いつも質問に答えてくれないって言いながら、それでも返事を毎月書いてます。
もう言えませんよ……本当のことなんて」
恵まれているとは言えない環境で働いているであろう父親が、
いかんともしがたい隔絶に引き裂かれたこの家族が、
そして自分の書いた手紙が読まれていると信じて、届かない返事を送り続ける少女が、
私には悲しくて、哀れでならなかった。
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437:1:2011/06/23(木) 06:25:02.87 ID:+sl3rl2B0
-
階段を踏む音が聞こえたので、女将はすぐに手紙を引き出しに仕舞った。
体操着にランドセルを背負った雛が戻ってきて、私達は会話を切り上げた。
そのまま玄関に向かった雛に呼ばれて食堂から出るとき、
私はラジオの置いてある台に小さな写真立てがあることに気付いた。
その中身はちらっとしか見ること出来なかったが、
とてもハンサムな男性の顔が写っていた気がした。
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438:1:2011/06/23(木) 06:33:03.72 ID:+sl3rl2B0
-
旧い書体のカレンダーが二つ日を進めたフロントで、チェックアウトをする。
その宿泊料は、二泊して五千円、とんでもなく安かった。
私はこの値段に納得できず、一万円札を付け足した。女将は笑顔で固辞した。
「最後にいいですか」
「はいはい、なんでしょう?」
「なんで雛ちゃんは、こんなにも私に懐くんでしょうかね?」
女将は私の顔を見て、小さく息を吐いて微笑んだ。
「お客さん、私の息子にそっくりなんですよ――多分大人になったそのままの姿に」
朝から気持ちの良い秋晴れだった。
しかし時折、冬の影を忍ばせた息苦しい山風が、どこかから頬を撫でていた。
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439:1:2011/06/23(木) 06:41:31.66 ID:+sl3rl2B0
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靴を履き、深々と礼をする女将を後に門を出た。
後ろから、私の大きなザックを抱えてよちよちと雛がついてくる。
まだ登校時間まで大分あるが、雛が見送りすると言って聞かなかったので、
あのバリケードまで付いてきて貰うことにした。
雛は、村の事情など何も知らない。
ちなみに、雛のブルマからパンツがはみ出ると云うことは、もう無かった。
なぜなら、雛自身が頻りにそれを気にしていたからだ。
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440:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 06:48:26.74 ID:MvYdbPXg0
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完成予定時刻は何時くらい?
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442:1:2011/06/23(木) 06:55:02.54 ID:+sl3rl2B0
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>>440
いちおう、全体の九割弱は終わったよ…
でも、大学の一限があって、もうちょっとで家出ないといけないから…11時頃じゃないかな?
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441:1:2011/06/23(木) 06:50:35.53 ID:+sl3rl2B0
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私は一応山登りをする姿をしていた。
腰にぶら下がる岩登り用のハーケンやザイルに、それを抱えている雛が興味を示した。
「このひもとか、くぎとか、なににつかうの?」
「岩を登るときに使う道具だよ」
「いわ? いわをのぼるのにつかうの?」
「そう。これが無ければ、俺はたぶんこの村に来られなかった」
「どうやってつかうの?」
「これを岩に打ちこんでな、このザイルってロープを体に繋いで、この輪っかに通すんだ。
それで体を支えて、クモみたいにスルスルっと」
「へぇー、おもしろーい!」
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443:1:2011/06/23(木) 06:59:13.70 ID:+sl3rl2B0
-
「雛ちゃんならこんなのいらないと思うよ。
だって雛ちゃんが昨日登ってた滝なんて、ふつう素手じゃ絶対登れないもの」
「でも、わたし、これでいわをのぼってみたい!」
「そうか。じゃあ、雛ちゃんが村を出たら、面白い岩とか山に連れてってあげよう」
「やったあ! やくそくだよ!」
小さい頃からよく山に行っていた私には、この反応がとても嬉しかった。
雛がお姉さんになっても、約束を忘れていないことを願った。
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444:1:2011/06/23(木) 07:06:16.25 ID:+sl3rl2B0
-
宿の前の坂を下りると、そこに一軒家がある。
表札には柴川とあって、それは小百合の家だった。
扉は閉じてあり、中から焼き魚の匂いがした。
恐らく小百合は、一生私のことを許してくれないだろう。
私があの少女に刻んだ心の傷は、あまりに深かった。
古い木造家屋が続く目抜き通りを行く。
通りには既に人が歩いていたが、みな私たちを一瞥して通り過ぎた。
この村からしたら、私は望まれない客だったのだろう。
雛と他愛もない会話をしつつ、水溜まりの浮かぶひび割れた舗装路を進んでゆく。
-
445:1:2011/06/23(木) 07:13:34.54 ID:+sl3rl2B0
-
コーラの自販機の十字路を右折し、なお進むと、家並みが途切れた。
山は狭まり、徐々に景色が荒涼としていく。
進むほど道は細くなって、ついに峡谷に刻まれた杣道となった。
聳え立つ崖は見上げる限りに続き、路肩の崖は千尋の谷まで垂直に落ち込んでいた。
かつて道を守っていたガードレールは、所々にその残骸を晒して消えていた。
「雛ちゃん、怖くないの?」
「おにいちゃんがいるから、だいじょうぶ」
「もうちょっとだな」
雛は寂しそうな笑顔を私に向けた。
-
446:1:2011/06/23(木) 07:20:02.56 ID:+sl3rl2B0
-
先の見通せないカーブを曲がると、それは唐突に現れた。
辛うじて車の面影を残す錆の塊が、道幅一杯に積まれていた。
硝子は粉々に砕け、タイヤは既に失われていた。
ついに来たな、と思った。雛の笑顔が消える。
荷物を預かろうと、雛に手を差し伸べた。
少女は私のザックを離さない。
「おいおい、荷物係さんしっかりしてよ。荷物がなきゃ帰れないじゃないか」
「……だめ」
「雛ちゃん?」
「かえっちゃだめ……」
「そんなこと言ったって」
雛の顔がみるみる歪んでいく。
もう二度と会えない、と思ったのだろう。
「だめ! かえっちゃ……だめ!」
-
447:1:2011/06/23(木) 07:23:40.95 ID:+sl3rl2B0
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という訳で、大学行ってくるよ…
朝までに終わると思ってたのに、もうちょっとの所でホントに申し訳ない…
10時半ごろかな。保守お願いします
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449:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 07:33:48.22 ID:SedDjHQv0
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最近の若いもんはこんな事考えてるのか!!けしからんな
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454:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 08:24:57.44 ID:lfgVb4qy0
-
どうでもいいがこの村、トイレはいわゆるぼっとん便所なんだろうな。
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456:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 08:28:04.56 ID:0PjbZbAV0
-
久々に楽しめるよ、ありがとう
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458:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 08:31:59.65 ID:3rKNz8SN0
-
これ不思議な設定のなぞは最後までに解けるのかな?
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469:1:2011/06/23(木) 10:19:58.03 ID:t+kfAO9E0
-
--
大学の自習室から復活です
もうあと1時間で終わるんじゃないかな…
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472:1:2011/06/23(木) 10:28:20.66 ID:t+kfAO9E0
-
「しょうがないよ……」
「なんでかえっちゃうの……?」
「俺の家は、この村にはないんだよ」
「なんで……なんで……」
とうとう、大粒の涙を流して泣き出してしまった。
遥か下から聴こえてくる激流の音より激しく、大きく口を開けて泣き叫んでいた。
その泣き声は山峡にこだまして、何時までも響くかのようだった。
私はしゃがんだ。
雛が私の胸元に顔を押し付けてくるので、しばらくそうしていた。
「雛ちゃん、約束したろ?」
「えぐ……ひぐっ……」
「お兄ちゃん、絶対に迎えに来るから」
「…………ぜっ……たい?」
雛は顔を上げた。鼻水と涙とでぐちゃぐちゃだった。
-
474:1:2011/06/23(木) 10:36:03.27 ID:t+kfAO9E0
-
「そう、絶対。絶対だ」
「ぜったい……ぜったい?」
「絶対」
私は小さな体を力一杯抱き締めた。これで雛とは当分お別れだ。
「だからね」
「……うん」
「笑って見送ってほしい」
「…………」
「笑って、さよならしようぜ」
「……うん!」
雛の目からは未だ涙が流れだし、肩は小刻みに震えていたが、
その顔はもう笑っていた。
そうしてようやく、荷物を私に渡してくれた。
-
476:1:2011/06/23(木) 10:41:25.43 ID:t+kfAO9E0
-
ふと私は、鞄の一番小さいポケットに、
何処で貰ったか分からない風船が一つ入っていたことを思い出した。
「そうそう、これあげるよ」
「ふうせん?」
「そう。もし村にガスがあったら飛ばしてみ。これなら、村の外からも見えると思うから」
「わかった!」
雛は風船を赤いランドセルの中にしまう。
「じゃ、俺は行くよ」
足の置き場を誤ると、そのまま谷底へ墜ちていきそうで恐ろしかったが、
どうにか廃車体のバリケードを超えた。
ここから先は、村の外になるのだ。
雛は軽々と、積んである廃車体の一番上に立った。
-
477:1:2011/06/23(木) 10:47:28.97 ID:t+kfAO9E0
-
「ばいばーい!」
「ありがとな! 必ず迎えに行くからなー!」
「おにいちゃーん! ひな、まってるからー!」
「ああ、待ってろよー!」
「おちないでねー! 石にあたらないでねー!」
「おーう、気を付けるぞー!」
「ばいばーいー……」
次第に雛の声は遠くなり、聞こえなくなる。
それでも振り返るたびに、何時までも笑顔で手を振っていた。
やがて、両者が死角となるカーブに差し掛かり、
私は最後に振り向いて大きく手をかざし、
再び歩き始めた。
-
478:1:2011/06/23(木) 10:54:41.19 ID:t+kfAO9E0
-
――流石、伝説の村への唯一の道である。
そして、雛の大事な人の命を奪った道でもある。
道中橋は消えてトンネルは崩れ落ちて、何回知恵と体力と、
そして運を使ったか分からない。
上へ巻いたり下に逃げたり、何度も何度もクライミング用具のお世話になり、
使い捨てであるハーケンは途中で使い切ってしまった。
本当に、村は何処から食料などを手に入れているのだろう。
秘密のトンネルでもあるのなら、是非使わせて頂きたい所だが。
それでも女将の言った通り、私は物好き達が引き返した地点まで到達した。
ここから先も確かに危険だったが、今までに比べれば遥かに楽な道だった。
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479:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 10:57:43.63 ID:csT8gBaXO
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おじさんは感動してるよ
>>1二冊買ってやるから短編集だせや
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480:1:2011/06/23(木) 10:59:23.86 ID:t+kfAO9E0
-
道に轍が現れ、舗装が復活し、バリケードから延々七時間。
遂に私は下流の町まで歩ききった。
そこにはコンビニがあり、信号があり、車が頻りに通う道がある。
老人たちの着るものは着物でなく、若者たちはこぞって携帯電話を弄っている。
遠くにはジャスコの赤い看板が見える。
中学校の脇を通ったとき、ここにあの村の出身者がいるのだな……と
感慨深くなり、私は校庭を覗こうとした。
しかしこの場所ではもう、それは不審者のする事に他ならなかった。
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481:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:03:58.17 ID:ZqEpx1wF0
-
雛の大事な人の命を奪った道でもある。
何か大事な所を読み飛ばしているかもしれんやべぇ
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483:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:10:03.66 ID:b5iCqoPj0
-
>>481
同意
大事な人のくだりあったっけか?
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485:1:2011/06/23(木) 11:12:08.51 ID:t+kfAO9E0
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--
>>481,483
直接は述べてないよ。比喩的に言ってる…つもり
分かりにくくてごめんね
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482:1:2011/06/23(木) 11:04:58.32 ID:t+kfAO9E0
-
そのままの足で、交番に向かった。
私は、けじめをつけなくてはならないのだ。
中に居た優しそうな警察官が私に訊いてくる。
「どうかなされましたか」
「わ、わわ、私は、し……小学生の女の子と、せ、セクロスをしてしまいましたっ」
「……それはこの町で?」
「い、いえ、この町のずっと上流にある村です」
村の名前を、単純に知らなかった。警察官の顔が曇る。
「ああ、あの村か……」
「じ、自分を騙すのが嫌なので、こ、ここに来ました」
「――何も言わないから、早くこの町から離れた方がいいですよ」
-
484:1:2011/06/23(木) 11:10:27.30 ID:t+kfAO9E0
-
「……へ?」
「あなたのした事は確かに立派な犯罪ですが、その状況ではあなたを罪に問えません」
「な、なんでですか。警察署に連れて行かないんですか」
「いいから、とにかく町を離れなさい」
そのまま交番を追い出された。
なんだか釈然としなかったが、恥ずかしい前科が付かずに済んだので、内心とても安堵した。
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488:1:2011/06/23(木) 11:17:01.87 ID:t+kfAO9E0
-
どこか腑抜けた気持ちで、ザックを下ろしバス乗り場のベンチに腰掛ける。
駅へと向かう最終バスは二時間後の発車だった。もう私は、東京に帰るだけなのだ。
雛が父親に宛てた届かぬ手紙を、ここで思い出す。
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490:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:20:20.66 ID:quA9gnrh0
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ハーケンは使った後しっかり回収しろよ
使い捨てなんかじゃないぞ
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494:1:2011/06/23(木) 11:24:23.15 ID:t+kfAO9E0
-
--
>>490
そうなのか…使い捨てじゃないのか、あれ…
チクショウ知識不足が露呈しちまったよ///
次で本編ラストだよ!
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492:1:2011/06/23(木) 11:21:54.15 ID:t+kfAO9E0
-
お父さんへ
お父さん、ひなは元気です。お父さんも元気みたいなので、ひなはうれしいです。
こっちも、とてもすずしくなって、気持ちいいです。
お父さんのいる、とうきょうの空が、とても気になりました。いちど見てみたいとおもいました。
ひなの小学校は、このまえうん動会がありました。
村の人とみんなでつな引きや玉入れをしました。ひなは赤組だったのですが、リレーでころんじゃって、負けてしまいました。
すごくくやしくて、泣いてしまいました。でも、小学校みんなの組み体そうはうまくできたので、うれしかったです。
お父さんにも、見てほしかったな。
お父さんは、いま、どんなし事をしているのですか?あと、とうきょうって、どんなところなのですか?教えてください。
ひなが大きくなったら、とうきょうに行ってお父さんにあいたいです。
おへんじ待ってます。 植津ひなより
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493:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:23:27.65 ID:csT8gBaXO
-
息子が村の外れで死んだのか…?
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497:1:2011/06/23(木) 11:33:24.77 ID:t+kfAO9E0
-
徐々に夕暮れ色に染まる空を見上げ、そして村の方角に首を向けた。
そこには黒々とした山稜が幾重にも重なっており、
あの先に人の営みがあるとはとても考えられなかった。
暫くその方角を眺めていた私は、ふと、遥かな遠方に何かが浮遊しているのを確認した。
どう見ても鳥には見えなかった。
ゆっくりと上昇していくそれは、赤い風船だった。
黄昏の海に浮かぶ胡麻粒のような風船は、
風に吹かれて次第に遠ざかり、雲に隠れて消えた。
(終)
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498:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:35:29.78 ID:ZqEpx1wF0
-
乙乙
いままで見たSSのなかで一番有意義だった
個人的にエロシーンは無くても良かったけどな
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505:1:2011/06/23(木) 11:42:39.28 ID:t+kfAO9E0
-
--
>>498
これは俺の布団の中で編まれた作品です…
でも確かにやっぱエロいらんかったかもなあ
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509:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:49:32.22 ID:csT8gBaXO
-
2があったらきっと迎えに行ったけど居ないとか、忘れられてるとか、彼氏が出来てるとかですれ違うんだろうなぁ…
>>505
エロといっても、闇の子供たちみたいなのに比べたらだいぶ健全だから全然いい
セクロスしなかったら別れ際のあの感じにならないんじゃないか
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499:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:35:44.43 ID:csT8gBaXO
-
乙
これはその後がすごく気になるな
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500:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:36:29.12 ID:2LkKIZTq0
-
乙
全然謎がわからなかったが楽しめたぜ
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501:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:37:34.97 ID:ymCOVlXR0
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続きは書いてあるのか?
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505:1:2011/06/23(木) 11:42:39.28 ID:t+kfAO9E0
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>>501
一応ミニ後日譚っぽいのは作ってる。かなり短いけどね
村の謎とかそういうのは、また別に作ってるところだよ
こんどはエロいれるかどうか未定だけど
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502:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:38:44.39 ID:XaK+BgRy0
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乙
話の雰囲気が好みのタイプだ、せっかく絵も描けるんだし次はノベルゲー形式で頼むww
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503:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:41:59.19 ID:ItJPWUBhO
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乙楽しかったぜ
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504:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:42:20.11 ID:3rKNz8SN0
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感動した!
ありがとう!
ロリ変態犯罪ノベルなのに情感ある世界観、せつなくまた生き生きとした人物描写、
かわいい絵で本当によかった。
実はひぐらしの音楽聴きながら読んでた。
「田舎の村で幼女と知り合ったww 解」も書いてほしい。
なぞがなぞのままで腑に落ちないし、小百合とあのままというのもなんだかだし、
大きくなった雛との再会、お父さんのこともどういうことだったのか知りたい。
でもまずはおつかれさまでした!
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506:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:45:20.56 ID:yHRY/M2S0
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なんか実在しそうな話だな
最近のSSの中では一番の出来だと思う
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507:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:47:46.03 ID:ymCOVlXR0
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そうか
良かったらまた書いてくれ
書き出しから読む気満々になったのはVIPでは初めてだったわ
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508:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:49:21.05 ID:DVM7+Op80
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結論:幼女は正義
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510:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:50:16.41 ID:2LkKIZTq0
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こんな感じのホラーなフリーノベルをやったことがある気がするけどタイトルがでてこない
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001P9KWDK/azu0811-22/
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511:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:51:17.98 ID:UPL1rOR50
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乙でした
布団の中で編まれた作品とは思えないくらいの作品だった
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489:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:19:36.77 ID:ZqEpx1wF0
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女将―お父さん
│
ひ 息
な 子
でいいんだよな・・・自信無くなってきたが
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512:1:2011/06/23(木) 11:52:07.69 ID:t+kfAO9E0
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ちなみに
>>489
そのとおりです
雛の兄は、村から出る際に落石に当たって死んでいる設定です
最初のほうで「宿の一人娘」という説明をして、最後に女将が「息子」って言ったのでそれで分かるかなっ…て
んで、雛の兄ちゃんが主人公とそっくりだったため、懐いて懐いて…ああなったと
ま、雛はブラコンだったとも言えるのかな?
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513:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:52:19.60 ID:2LkKIZTq0
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あ、こんな感じってのはふいんき()とかで内容はもちろん全然ちがうものだった
勘違いさせたらスマソ
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557:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 13:46:01.02 ID:XaK+BgRy0
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>>513
ななつのユメを見る?・・違うか
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514:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:53:18.47 ID:quA9gnrh0
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面白かったけど肝心なときにちょくちょく主人公が泣き出すのはなんで?
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515:1:2011/06/23(木) 11:59:21.48 ID:t+kfAO9E0
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>>514
主人公はとにかく泣き虫なんです
自らをペドと認めたくない、でも欲望にかられて行動する、後悔して感情に出る、てな感じで
ちなみにもうすこしオマケみたいなのも書いてるけど、読みたい?
509の展開とは違うけどね…
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516:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 11:59:41.58 ID:yHRY/M2S0
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読みたい
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517:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 12:02:46.25 ID:3rKNz8SN0
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読みたい
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519:1:2011/06/23(木) 12:08:02.61 ID:t+kfAO9E0
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了解。載せるよー
蛇足かも知れんけどww
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520:1:2011/06/23(木) 12:10:22.21 ID:t+kfAO9E0
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(後日譚)
私の前には今、数十枚の写真を収めたアルバムがある。
そこに写るものを見ていると、これらの写真が色褪せていないことが不思議に思えるばかりだ。
いま手にとったこの写真も、撮られたままの鮮やかな色を残しており、
そこに写っている少女は穢れの無い笑みでこちらを覗いている。
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521:1:2011/06/23(木) 12:12:53.38 ID:t+kfAO9E0
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このアルバムで永遠の笑顔を振り撒いている小学三年生の女児――
植津雛も、もう中学生になったはずだ。
あの頃、一浪して大学を出た挙句就職先が見つからず、各地を放浪していた私も、
東京に戻ってから小さな出版社に入社して、友人の紹介で知り合った同い年の恋人と付き合って結婚した。
東京の郊外に居を構え、男の子を授かり、幸運な事に我ながら良い人生を送れたと思っている。
しかし突然、私はあの村での出来事や感覚を思い出すことがある。
そして今もなお、少女の柔い皮膚の感覚は罪悪感と共に鮮明に残っている。
雛はあの村から出て、この社会で上手くやっていけているだろうか。
あの隔離施設から抜け出して、しっかり順応できているのだろうか。
この笑顔を見ていると、私は少し心配になる。
――いや、あの子は天真爛漫なところもあるが、根はちゃんとしている。
自らを崩さずに、周りの環境の変化にきっと馴染めていることだろう。
そう思い返し、アルバムの項をめくった。
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522:1:2011/06/23(木) 12:16:23.35 ID:t+kfAO9E0
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突然、隣の部屋から泣き声が聞こえた。
リビングを出て、まもなく一歳になる息子をベビーベッドから抱き上げ、頭を撫でる。
息子が私の腕の中で寝息を立て始めたとき、なぜ私はあのアルバムなど開いたのかを思い出した。
ちょうど四年前の今日、あの村を去ったのだ。
「そうか……もう四年か」
妻は仕事に出ていて家に居ない。
彼女は進学塾の講師、それも私より給料が高い人気講師だった。
お陰でせっかくの連休なのに、家族で過ごすことは出来なかった。
それでも私は、ペドフィリアで犯罪者であると告白したのに、笑顔で返してくれた妻を愛している。
こんな自分でも受け入れてくれる人がいたという、世の中の広さに感激している。
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525:1:2011/06/23(木) 12:21:11.21 ID:t+kfAO9E0
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村では数百枚の写真を撮った。
村の町並み、降ってくるような星空、老人達、小学校の先生と子供達、宿の女将、小百合の笑顔。
目に映るものをとにかく記録していった。
そして雛の姿、褌一枚で懸命に滝を登っている姿まで、デジタルカメラのデータフォルダには残っていた。
しかしそれらの大半は、帰りの特急列車の中で消してしまった。
こんなに沢山持っていることが、嫌になってしまったのだ。
それでも残った数十枚を現像し、また一枚だけネットに載せた。
「村の子供達と町並」と名付けた、子供達の後ろ姿を写したそれは、界隈で物凄い反響を呼んだ。
詳細を問うメールが何十通も来て、とある掲示板サイトは写真に関する書き込みで溢れた。
匿名で載せたのに、どういう訳か雑誌やテレビの取材の申し込みまで来た。
もちろんそれらは全て断った。これ以上の事は出来なかった。
恐らく村を訪れた数少ない先人たちも、同じ思いでいるのだろう。
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526:1:2011/06/23(木) 12:23:36.88 ID:t+kfAO9E0
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現像した写真はアルバムに入り、長いこと引っ越しのダンボールの奥底に眠っていた。
何気なくそれを引き出して眺めていた私はふと、雛に会いたいと思った。
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527:1:2011/06/23(木) 12:25:56.45 ID:t+kfAO9E0
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妻にメールを入れる。
「ちょっと二三日旅行に行ってくる」と送ると、「分かりました」と素っ気ない返事が返ってきた。
結婚して二年程だが、すでに妻は素っ気ない。
早速仕度をし、あの時と同じ上着、同じザックで家を出る。
上着のポケットに手を突っ込むと、どこかむず痒い思いがした。
息子を保育所に預け、急行電車で新宿駅へ向かう。
新宿駅に到着し駅のコンコースを歩いていると、雛の父親のことが思い出される。
彼は今もここで働いて、遥か彼方に住む妻子に金を送っているのだろうか。
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528:1:2011/06/23(木) 12:31:41.20 ID:t+kfAO9E0
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それから何本も列車を乗り継ぎ、下校する高校生で一杯のバスに乗り込んで、あの町へと向かった。
辺りはもう夕暮れで、中学校はとっくに授業を終えていた。
まだ部活動をしている男子生徒達の若い声が、校庭に響いている。
校門からはぽつぽつと生徒が出てくる。その大半がジャージ姿で、部活動でもしていたのだろう。
ラケットを背負った三人組の女子生徒が、お喋りをしながら校門に現れた。
校門から離れた位置にいた私は、まだ一年生であろうその幼い顔ぶれを、何となく眺めた。
そして、いきなり胸の高まりを感じた。
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529:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 12:31:49.50 ID:csT8gBaXO
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結婚ww子供wwwwおまんはなにをしちゅうwwww
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531:1:2011/06/23(木) 12:36:34.54 ID:t+kfAO9E0
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私は彼女らに背を向けた。後ろから遠い記憶の声が聞こえてきた。
それは大分大人びていたものの、間違い無くあの声と合致した。
数年前、おにいちゃんと私を呼んだあの声、甘えて擦りよって喘いだあの声だった。
後ろの会話が途切れる。
前にも後ろにも進めなかった。
ただ突っ立って前を見て、後方から近付いてくる軽い足音に耳をたてるしか無かった。
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>>529
この主人公はコミュ力がかなりあって成人女性でもイケちゃうペドフィリアです
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533:1:2011/06/23(木) 12:44:39.68 ID:t+kfAO9E0
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とんとん、と肩を叩かれた。
私がぎこちなく振り向く前に、向こうから私の視界にやって来た。
だぼだぼのジャージを着た、目の大きな可愛い少女がそこに居た。
「やっぱり! ずっと待ってたんだよ、おにいちゃん!」
(終)
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534:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 12:47:45.87 ID:8LTpPuOJ0
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BADEND以外なにものでもないwww
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535:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 12:49:44.66 ID:D/7pZK8vO
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これもう帰れないだろ…
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536:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 12:49:49.52 ID:csT8gBaXO
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いやおい
おい
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538:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 12:56:07.41 ID:ZqEpx1wF0
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ここに永住するしかないじゃないかおつ
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539:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 12:56:08.09 ID:3rKNz8SN0
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ありがとう
おつかれさまでした
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540:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 12:56:12.43 ID:UPL1rOR50
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乙
男はこの後どうするつもりなんだろ?
結婚して子供がいるとか口が裂けても言えないぞ
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541:1:2011/06/23(木) 12:59:06.61 ID:t+kfAO9E0
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てな訳で今度こそおしまい!
画像張りなおしてるから落とさないでねww
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544:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 13:05:08.68 ID:Euvfj/4I0
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このおかげで昨日は夜更かししちゃったぜ
なにこの完成度
一部変える、ってかぼかせばドラマにできるな
ありがとう
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550:1:2011/06/23(木) 13:25:43.30 ID:t+kfAO9E0
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ともかく、今回はこれまでです!
三日間ものあいだ付き合ってくださった方、また何度も保守してくださった方、
本当にありがとうございました!
また書くことがあったら、そのときはよろしく!
それでは、三限(必修w)途中参加してくるよー
じゃあね!
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551:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 13:26:45.06 ID:DuDWm0pI0
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お疲れ
楽しかった
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552:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 13:28:38.35 ID:F7OCF4QZ0
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乙ー面白かったよ
後日談わろた
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554:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 13:35:35.21 ID:sLVTADFyO
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追いついた
乙かれ
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555:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 13:37:16.46 ID:3rKNz8SN0
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>>1はなんか大物になりそう
再会できる日を楽しみにしています。
かわいい絵よかった。
ありがとう。
おつかれさまでした。
勉強がんばってね。
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559:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 14:01:36.25 ID:RCwXdpV/0
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>>1乙 とても面白かった
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562:1:2011/06/23(木) 14:54:50.81 ID:hDAPn4qm0
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なんかまだ落ちてないみたいだから、最後に質問するよ
次回作、エロは入れる?入れない?
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563: 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2011/06/23(木) 14:56:17.97 ID:B3+t8WeY0
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>>562
あったら俺が喜ぶ
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565:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 14:57:17.83 ID:DVM7+Op80
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>>562
エロがあるからこそ輝く場合もある
入れて下さいお願いします
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566:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 14:57:48.36 ID:DuDWm0pI0
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>>562
できれば入れてくれ
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568:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 14:59:59.64 ID:ZqEpx1wF0
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エロ希望多過ぎワロタ
俺はエロありだとただのSSと変わりないから入れて欲しいぜ
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574:1:2011/06/23(木) 15:23:52.07 ID:vLR6/6xU0
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なるほどなるなる
やっぱエロ有が圧倒的なのねwww
でも無いほうがいいって人もいるから、そこは尊重して書いてみますわ
ありがとなー
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575: 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2011/06/23(木) 15:30:02.16 ID:B3+t8WeY0
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>>574
文章と絵がマッチしてて楽しかった
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581:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 16:11:40.44 ID:wvkoR/7O0
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次スレのタイトル知りたいな
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582:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 16:16:13.11 ID:F7OCF4QZ0
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必要ならあってもいいと思います
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583:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 16:21:20.65 ID:ngj55O480
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面白かった、>>1ありがとう
なんかいろいろ怖い想像もしちゃうENDだったけどイラストがほのぼのしてて良かった
村の謎とかはやく読みたいぜ
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586:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 16:53:34.87 ID:497AM91n0
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こういう村はもう今の時代にはないんかのぉ・・・
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587: 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2011/06/23(木) 16:59:54.46 ID:B3+t8WeY0
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>>586
津波で流されてしまった
ソースはじいちゃん家付近
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589:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 17:27:54.04 ID:JunpRSvk0
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>>587
(´・ω・`)
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590: 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2011/06/23(木) 17:33:19.18 ID:B3+t8WeY0
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>>589
大船渡…
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588:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 17:13:19.60 ID:wvkoR/7O0
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>>586
さすがに全期間車で行けないようなとこは無いんじゃないかな。
冬車無理とかってのはあるかもしれないけど。
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598:以下、VIPPER速報がお送りします:2011/06/23(木) 18:27:00.57 ID:fujeyKk10
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おもしろかったその後も読みたい
- ※田舎の村で幼女と知り合ったシリーズ
- ・田舎の村で幼女と知り合ったwwwwwwwwww 前編
- ・田舎の村で幼女と知り合ったwwwwwwwwww 後編
月刊 comic alive (コミックアライブ) 2011年 08月号 [雑誌]
posted at 2011.6.23
メディアファクトリー (2011-06-27)