1:人間七七四年:2007/11/15(木) 15:11:50 ID:PEX2N3D3

人間五十年 下天のうちをくらぶれば 夢幻のごとくなり 織田信長

人に尋ねて出た知恵は本当の知恵ではない 豊臣秀吉

大黒天が常に上を見ないのは、一朝事ある時にその頭巾を脱いで上を見るためであり、そこに大黒天の極意がある。
頭巾ばかり注意して、それを脱ぐ時のことを知らないのでは駄目である 

徳川家康


葉隠入門 (新潮文庫)

2:人間七七四年:2007/11/15(木) 15:43:16 ID:o18InFz/

曇りなき 心の月を 先だてて 浮世の闇を 照らしてぞゆく     

伊達政宗

五月雨は 露か涙か 不如帰 我が名をあげよ 雲の上まで     

足利義輝


33:人間七七四年:2007/12/26(水) 20:34:30 ID:f4DEbL28

>>2にある。

晩年に詠んだ漢詩も似た様な内容だと思った。


4:宇喜多直家信者 ◆W.uAGfax.c :2007/11/15(木) 18:16:21 ID:0PCns0cf

「天神の祈りのつよき三星をなりはすまひぞ家ちかに居れ」

天神山城主浦上宗景麾下の三星城主後藤勝元家臣額田与右衛門が敵陣(三村)に放つ。


5:人間七七四年:2007/11/15(木) 18:20:24 ID:KB4+SjsA

>>4
狂歌ってのも面白いな


6:人間七七四年:2007/11/15(木) 21:52:15 ID:mL9EBkFW

「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」の話が巨人の星に出てきたな。


9:島津ヲタ:2007/11/16(金) 20:39:09 ID:8juLfZ1t

夏の夜の
夢路はかなき
あとの名を
雲井にあげよ
山ほととぎす

柴田勝家の辞世の句


10:人間七七四年:2007/11/18(日) 17:43:04 ID:+cvCrK8I

不勢とて敵を侮ることなかれ 多勢を見ても恐るべからず  

道にただ身をば捨てんと思ひとれ かならず天のたすけあるべし  

島津忠良(日新斎)


日学(日新斎の学流)の精神をあらわした「いろは歌」四十七首からの二首。


184:人間七七四年:2009/03/27(金) 18:51:29 ID:3qPXS6ba

>>10
>道にただ身をば捨てんと思ひとれ かならず天のたすけあるべし  島津忠良(日新斎)

我が身を省みて涙が出ました。ありがとうございます。


185:人間七七四年:2009/03/27(金) 19:22:43 ID:bMkpILdv

>>184
その歌は、私も、島津日新斎の「いろは歌」四十七首の中でも好きな歌のひとつです。
我が身を省みることの出来る心が素晴らしいと思います


11::2007/11/19(月) 17:53:11 ID:AX++vkEa

さらぬだに打ちぬる程も夏の夜の 別れをさそふ郭公かな お市の方

殺仏殺祖遊戯神通末期一句猛虎舞空 

徹岫宗九

ちりぬべき時知りてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ 

細川ガラシャ(明智玉)


スレタイは、武士の~としましたが、

戦国時代の姫様、僧、茶人、その他の人々の言葉もありということで。


12:人間七七四年:2007/11/20(火) 17:04:08 ID:9SeBfmjD

諸卒の中に敵方に対する悪口を言う者がいたならば深くこれを戒めるべきである。
敵方に刺激を与えることは敵の奮起を促すようなものである。という意味の言葉もある。 

武田信繁


22:人間七七四年:2007/12/02(日) 03:32:40 ID:1c0rzoIF

>>12
某日本シリーズのことだな


13:人間七七四年:2007/11/22(木) 06:04:18 ID:uytqN4Tv

下の情をしる事はこれ虚無僧たりし故なり 

水野勝成


14:人間七七四年:2007/11/24(土) 19:34:54 ID:oME5tPEE

安禅必ずしも山水を用いず、心頭滅却すれば火も自ら涼し 

快川紹喜

川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ 

石川五右衛門

日本で一番有名な辞世といえばこれ。


15:人間七七四年:2007/11/25(日) 20:06:49 ID:n7FNs3uW

加藤清正

自分は一生の間、人物の判断に心を尽くし、人相まで勉強したが、結局よくは
分からなかった。ただいえるのは、誠実な人間に真の勇者が多いということだ。


17:人間七七四年:2007/11/25(日) 21:32:35 ID:dbOxmnzn

>>15
加藤清正の言葉とは珍しいね。
東軍の武闘派らしい飾り気のない言葉に感動した。

「我は兵にて戦いを決する。塩にて敵を屈せしめることはしない」 上杉謙信


20:人間七七四年:2007/11/26(月) 11:07:05 ID:Ejp8yQ9g

>>15
律義者だったのに豊臣家をないがしろにし始めた家康と
彼に反抗した三成のことを言ってるのかな?とか妄想したら面白いな。


18:人間七七四年:2007/11/25(日) 22:45:26 ID:zEJ0vRdf

「馳走とは旬の品をさり気なく出し、主人自ら調理して、もてなす事である」

伊達政宗


19:人間七七四年:2007/11/26(月) 10:32:15 ID:1X8VJudU

討つものも 討たれるものも からわけよ 砕けて後は 元のつちくれ


55:人間七七四年:2008/03/16(日) 10:57:19 ID:N0eUS30V

>>19
×からわけ
〇かわらけ(瓦器)


188:人間七七四年:2009/03/28(土) 18:48:10 ID:ZptsVdly

>>19
太ももが震えました。


23:人間七七四年:2007/12/02(日) 19:45:07 ID:+Cvm6D9f

「第一に神仏を信じ奉るべきこと」 

北条早雲


24:人間七七四年:2007/12/05(水) 23:14:06 ID:c0Lsr7pJ

「敵は本能寺にあり」は創作?


26:人間七七四年:2007/12/16(日) 12:36:16 ID:XHoSdCcR

>>24
江戸時代の創作


25:人間七七四年:2007/12/14(金) 13:42:28 ID:PzlA3RZr

古の道を聞きても唱えても我が行にせずばかひなし 

島津日新斎(いろは歌より)


27:人間七七四年:2007/12/26(水) 15:49:42 ID:y/rFcegN

異方に 心引くなよ 豊国の 鉄の弓末に 世はなりぬとも 

立花道雪


28:人間七七四年:2007/12/26(水) 15:51:06 ID:y/rFcegN

武者は犬ともいへ畜生ともいへ勝つことが本にて候 

朝倉宗滴


32:宇喜多直家信者 ◆W.uAGfax.c :2007/12/26(水) 19:20:54 ID:EJ0uhFt/

「花ぞ散る 思へば風の 科ならず 時至りぬる 春の夕暮」

少弐政資辞世の句


34:人間七七四年:2007/12/26(水) 21:28:32 ID:BjYDekXJ

今はただ 恨みもあらじ もろひとの 命に替はる 我が身と思へば

別所長治の辞世の句。たしかこれでよかったっけ?
初めて聞いたとき幼心に強く印象に残ったな、これ


67:人間七七四年@全板トナメ開催中:2008/06/05(木) 04:05:15 ID:JQSfHKFA

>>34
いい辞世ですね。
苦しい篭城戦の末のこの辞世、どのような境地でしょうか・・・


43:人間七七四年:2008/01/05(土) 20:00:12 ID:mnbJuTU+

「各自の得意とするところをよく知り、それぞれの能力、分際にふさわしくそれを使えば、役に立たない人間はいない」 

中江藤樹


47:人間七七四年:2008/01/21(月) 17:51:27 ID:rO4y14rR

昔より主を討つ身の野間なれば 報いを待てや羽柴筑前 

織田信孝


49:人間七七四年:2008/01/31(木) 07:40:28 ID:haIJcDF7

遊びも度重なれば楽しみならず 珍膳も毎日食らえばうまからず 

楠木正成


51:人間七七四年:2008/02/08(金) 22:27:09 ID:UK1LY2tz

今はただ恨みもあらじ諸人の いのちに代はるわが身と思へば 

別所長治


52:人間七七四年:2008/02/08(金) 22:34:00 ID:UK1LY2tz

武夫の取り伝へたる梓弓 かへるやもとの栖なるらん 

吉川経家


53:人間七七四年:2008/02/09(土) 00:39:35 ID:MtVdyjly

吹きとふく風な恨みそ花の春 紅葉の残る秋あらばこそ 

北条氏政


54:人間七七四年:2008/03/10(月) 21:10:50 ID:1ZYFeGJu

屍をば岩屋の苔に埋みてぞ雲居の空に名をとどむべき 

高橋紹雲


56:人間七七四年:2008/03/21(金) 08:08:10 ID:6wK/ndLZ

大ていは地に任せて肌骨好し 紅粉を塗らず自ら風流


57:人間七七四年:2008/05/03(土) 03:16:53 ID:beymCl+Z

諌(いさ)めてくれる部下は、一番槍をする勇士より価値がある 

徳川家康


58:人間七七四年:2008/05/14(水) 07:52:45 ID:NID5xvjZ

>>57
家康は家臣が生意気な事を言っても、それが理に適っているなら認め採用しそうだ。
こういうところはさすが征夷大将軍。


65:人間七七四年:2008/05/17(土) 23:28:16 ID:Nzn7WsgS

「人は生涯、己にあった舞を舞う。それでよいのじゃ。殿、おさらばでござる」

島左近


70:人間七七四年@全板トナメ開催中:2008/06/05(木) 18:11:01 ID:VRyMobq2

為せば成る 為さねば成らぬ 成る業を 成らぬと捨つる 人の儚き

武田信玄


73:人間七七四年:2008/06/09(月) 20:44:16 ID:3AZIthvy

「春風に梅も桜も散り果てて
名にぞ残れる箕輪の郷かな」
長野業盛(1566年没)

「老いの身はいづくの土と成るとても
君が箕輪に心留まる」
安藤九郎左衛門(1566年没)


75:人間七七四年:2008/06/12(木) 14:42:56 ID:ogzvB5/t

「死にともな嗚呼死にともな死にともな 深き御恩の君を思えば」

本多忠勝


77:人間七七四年:2008/06/24(火) 12:50:54 ID:yweGIeJ6

よき夢を見するがな


秀吉


78:人間七七四年:2008/08/01(金) 03:34:26 ID:JthAYtvv

末の露もとの雫や世の中の おくれさきたつならひなるらん 

高橋鑑種


102:人間七七四年:2008/09/13(土) 14:17:41 ID:v5smFC+6

散るをいとふ世にも人にもさきがけて散るこそ花と吹く小夜嵐

益荒男がたばさむ太刀の鞘鳴りに幾とせ耐へて今日の初霜

三島由紀夫
辞世の句


葉隠入門 (新潮文庫)